【資生堂 スーパーマイルドシャンプー 「パパフロ」プロジェクトで「イクメン」を育成する】
【資生堂 スーパーマイルドシャンプー 「パパフロ」プロジェクトで「イクメン」を育成する】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
資生堂「スーパーマイルドシャンプー」は
もはやシャンプーを売っていませんね。
「家族の触れ合い」を売っているんだと思います。
もう、お客様は商品・モノは欲しくありません。
商品によって、どんな体験・価値を得られるかが欲しいのです。
シャンプーだって欲しい人はいません。
かつては「美しい髪」でした。
そして今は、「家族の触れ合い」や「イクメン」育成のために欲しいのかも知れません(笑)
商品にはPOPシールや、パッケージへの直接印刷で、
「パパと子どものおフロを応援! パパフロ」と伝えております。
●10人に8人がパパフロ(お父さんと子どもの入浴)を実践
●そのうち8割が親子のコミュニケーションとしてパパ風呂が大事と実感
●パパフロをしている子どもは「友達が多い」「礼儀正しい」「思いやりがある」などの好影響
「家族の絆を結ぶ“イクメン度”を高めるヒントは“パパフロ力”にあり」
というような体験・価値を伝えているんですね。
スーパーマイルドシャンプーでパパフロすることで、
「家族の絆」を売っていると言っても過言ではありません。
単なる商品を売るのではなく、
パッケージでその先にある家族の絆・体験・価値を伝えてみませんか?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。