【「SDGs」と「企業利益」が 両立するパッケージリニューアル】
世間的には「SDGs」の達成が
声高に叫ばれておりますが
「SDGsを儲けるために使ってない?」
って感じている人もいるのも事実。
ところで、SDGsって
儲かるの?儲からないの?
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上8倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの松浦陽司です!
本日のテーマは
「SDGs」と「企業利益」が
両立するパッケージリニューアル
で、行ってみよーーー!
そうそう、SDGsと言えば
「SDGs検定試験」
ってのがあります。
一般社団法人SDGs推進士業協会が
開催している検定で
最近ではフリーアナウンサーの
生島ヒロシさんが合格したそうです!
おめでとうございます!
それだけ、一生懸命資格取得したい
SDGsなんですが、
いろいろとジレンマもあるもんなんですよ。
例えば、パケマツの
原田有理さんのジレンマ。
弁当にこんなのついてるでしょ。
醤油やソースのたれびん。
容器がプラなので
きちんと原田さんは洗ってから
プラごみに捨てます。
ここで、ジレンマ。
「目標14 海の豊かさを守ろう」
醤油を水道に流すということは
海を汚す行為につながる
というジレンマなんです。
いろいろとジレンマも生まれますが
しっかりと、SDGsをやって
しっかりと、利益を出している企業もあります!
それは、長谷川農園のレンコンパッケージ!
これがそのパッケージなんですけど
「え?どこに工夫が?」
って感じですよね。
実はパッケージリニューアルの
前後を比べると分かります。
↑
これがビフォーパッケージ。
無地の既製品の袋を使っていました。
なんか、ちょっと上の方がギザギザしてるでしょ。
これは実は「カット」してるんですよね。
既製品袋なんで、
ちょうどいいサイズがなかったんですよ。
でも、上の部分が
びろーーーんと長いとだらしないし
毎回40~50㎜カットしてたんです。
↑
これはパッケージ製作段階の写真。
打ち合わせを繰り返しながら
40㎜、長さを短くすることに決定!
そうです。
40㎜分の「プラ削減」に繋げました。
もちろん、これによって
パッケージコストの削減にもつながります。
つまり、利益も出るんですよね。
SDGsの「プラ削減」と
企業の「利益」の両方を
実現できるパッケージリニューアルができました!
原田さんのたれビンのように
ジレンマの全くないパッケージリニューアルです!
本日のテーマは
「SDGs」と「企業利益」が
両立するパッケージリニューアル
でした。
あなたの人生の
ジレンマを一つ無くすことができれば嬉しいです。
<おまけトーク>
↑
パッケージ裏面には
レシピも掲載して
レンコンの魅力も伝えてます(^^♪
レンコンってね。
なんだか、皮むき、あく抜き
調理に大変なイメージないですか?
でも「レンチン」するだけで
「温レンコン」という料理になります!
ぜひぜひ、お手軽にチャレンジしてね!
<長谷川農園>
徳島県鳴門市大麻町三俣字走り出99
088-689-0370
http://www.tk2.nmt.ne.jp/~rencon/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。