パッケージで売上を上げるため 【伝わらない】を 【伝わる】に変える ~志賀商店様リニューアル~
あなたが商品の
キャッチコピーを考えるときに
どんなコピーにされますか?
例えば、食べ物だったら?
「芳醇な香りが鼻腔をくすぐる」
「確かな歯応えが唇を惑わせる」
キャッチコピーというと
難しく言いたくなるけど
伝わりますかねー?
伝えるためには
どうしましょう?
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上8倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの松浦陽司です!
本日のお題は
パッケージで売上を上げるため
【伝わらない】を
【伝わる】に変える
で、行ってみよーーー!
キャッチコピーライター
吉免高志さんがこの動画で語ってます。
「(お菓子とかは)
最寄り商品だから
気分で買われる」
そうなんです。
例えば車を買う時は
高価な買い物ですから
「うーん、TOYOTAがいいかな?
日産とも比べてみよう。
スバルも相見積もりに。
あ、Mazdaも。。。」
なんて、めっちゃ比較検討しますよね。
でも、あなたがコンビニやスーパーで
お菓子を買う時って、そんなに悩みます?
「うーん、これにしてみよう」
くらいでしょう!
そんなに深追いしない。
だから、分かりやすい方がいい!
伝わりやすい方がいいんです!
「芳醇な香り」とか
「確かな歯応え」とか
ふだん使わない
言葉じゃないようがいいんです。
日常で使うような言葉の方が
ずっと伝わります!
2021年3月に
志賀商店さま御一行がご来パケ!
「一豆入魂」
豆へかける想いが凄まじい!!
そんな愛媛県の志賀商店さんから
パッケージリニューアルのご依頼を頂きました。
↑
「薄甘小豆」
ビフォーパッケージがこちら。
北海道産小豆を
ふっくらと炊き上げ、
ほんのり甘く、
あずきぜんざいとは
また一味違った風味!
こちらの商品、バイヤーさんに
食べて貰うと、非常に評価が高い!
そして思い切って
パッケージリニューアルすることになりました!
…ということで
志賀商店様とは
「ネーミングも変えようか」
「キャッチコピーはどうする?」
などのzoom会議も重ね
パッケージリニューアルが決定!
生まれ変わった
アフターパッケージがこちら!
#あずきずき
まず、パッケージの
形状が大きく変わりました。
「スリーブ」と呼ばれる
筒状パッケージになることで
表示面積が非常に増えます!
シンプルに
「小豆好きのあなたに」
を伝えるべく
「#あずきずき」
というネーミング!
SNSで投稿して欲しいから
#(ハッシュタグ)も付けました。
before→afterで
並べてみるとこんな感じです。
グッと高級感もでましたね!
キャッチコピーとしては
「こんな“あずき”食べたかった」
一消費者が食べて漏らした
セリフのような言葉を採用!
「売り手から買い手」の言葉って
共感しにくいんですよ。
ところが
「お客様同士の言葉」なので
共感しやすいんですよね。
「芳醇な香りが鼻腔をくすぐる」
なんて難しい言葉よりも
「#あずきずき」
というネーミング!
「こんな“あずき”食べたかった」
というキャッチコピーの方が伝わりやすいですね!
ここで志賀商店の
原真知社長から
お伝えしたいことがあります!
「実はこの小豆菓子“あずきずき”ですが
冷やして食べてもめっちゃ美味しいんです。
小豆菓子やぜんざいと言えば
冬のイメージがあるのですが
夏にもぜひ食べて欲しい!
そのままお召し上がり
いただくのはもちろん!
アイスクリームやパンの
トッピングにもおすすめです」
とのことです!
ぜひ、「あずきずき」なアナタに
手に取って欲しいです(^^♪
こちらの商品ですが
2021年7月1日販売開始!
高知を中心に
愛媛、徳島にも店舗を持つ
スーパーマーケットの
「サンシャイン」で手に入ります!
https://sunshinechain.com/
ぜひぜひ、高知、愛媛、徳島の方は
お楽しみに!
また後日、志賀商店の
オンラインでも購入できるようになる予定!
http://mameya.shop-pro.jp/
ぜひぜひ、食べて見てね(^^♪
本日のお題は
パッケージで売上を上げるため
【伝わらない】を
【伝わる】に変える
でございました。
あなたの思いが伝わる一日になりますように(^^♪
<本日のお店>
株式会社志賀商店
〒799-1362 愛媛県西条市今在家921番地
TEL 0898-64-1333
http://www.shiga-mame.co.jp/
オンラインショップ
http://mameya.shop-pro.jp/
※今回のデザインについては
ほぼ志賀商店様の指示に基づき
パケマツでレイアウトさせて頂きました。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。