商品は同じでも 売り場が変われば パッケージも変わる
あなたの商品を
どこで売るのか?
これが大事なんですよね。
でも、こんなこと言う人もいます。
「スーパーでも、
お土産物屋さんでも、
百貨店でも売りたい」
そのことが不可能なことを
「パッケージ」の側面から解説します。
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの松浦陽司です!
本日のお話は
商品は同じでも
売り場が変われば
パッケージも変わる
で、行ってみよーーーー!
いま、かなり炎上している
DaiGoさんの差別発言問題
あ、最初に言うと
このブログではDaiGoさんを
“批判”したり
“批評”したり
逆に
“擁護”したり
“絶賛”したりすることはありませんので(^^♪
ふと、ボクの妻が
「YouTuberって
なんで炎上狙うの?」
と聞いてきました。
そこでボクはちょっと考えて
「炎上した方がいいから」
という答えにたどり着きました。
実際のDaiGoさんも
炎上直後は
「あの炎上について」
みたいな動画を上げてました。
その動画は現在は消えてます。
また新たに、
違う謝罪動画が上がってます。
その動画の再生回数は
やっぱり普段の動画より多いんです。
YouTuberは「再生回数」という
戦場で戦っているので、
「炎上覚悟」で発言するのだと。
一方、テレビタレントとかは
絶対に炎上したらダメですよね。
番組降板、CMカットなど
具体的制裁も一緒に待ってる。
「出演料」という場所で
戦っていますので
出演する戦場がなくなったら終わりです。
まあ、今回のDaiGoさんについては
・社会的認知度が高い
ということもあり
普通のYouTuberの炎上ではなく
きちんと社会的制裁の域まで来てます。
きっと、普通のYouTuberなら
スルーされるだけだっただろうから(汗)
こんな風に
YouTuberは「再生回数」
テレビタレントは「出演料」
戦う場所が違うから
「炎上上等」なのか
「炎上ご法度」なのか
戦い方も違ってくるというお話。
これって、実際の
商品においても同じです。
「同じ商品」でも
戦場によって、戦い方が違う!
売り場によって、パッケージが違う!
例えば「梨」を
思い浮かべてください。
スーパーと
お土産物屋さんと
百貨店で売る場合です。
●スーパーの場合
別に「パッケージなし」の
「裸」でもよくないですか。
実際に、スーパーでは
「梨」はむき出しで置かれています。
これはスーパーに来るのは
女性の方が多くて
多くは「食後のデザート」
とかが目的で買うためです。
家庭用消費なので
パッケージの必要がありません。
せいぜい、ラップで包むくらいかな。
●お土産物屋さんの場合
この場合は「家庭用消費」ではなく
「お土産」になります。
だから、さすがに
「裸」って訳には行きません。
2~3個入手提げ袋に入ってたり
簡単なケースに入っている場合もあります。
●百貨店の場合
これはもう、「贈答用」ですから
しっかりしたパッケージに入れないと
桐箱とか、
ブランド感ある化粧箱とかが
必要になってきます!
フルーツガーデンやまがたさんの梨化粧箱
こんな感じでカッコいい
パッケージが必要です!
●番外編~梨の専門店の場合~
フルーツガーデンやまがたさんは
「梨」の専門店です!
(冬はいちごの専門店)
だから、
「ご家庭用」
「お土産用」
「贈答用」のすべてが
揃っていますよーーー(^^♪
こんな風に、考えると
戦場(売り場)によって
お客様の求める価値が違う!
すると、パッケージも
変わっていかないと分かりますね!
本日のお話は
商品は同じでも
売り場が変われば
パッケージも変わる
でございました!
あなたは今日、どんな価値を
お客様に届けますか?
その価値、届きますように!
<本日のお客様>
〒 772-0041 徳島県鳴門市大津町大代645-1
フルーツガーデン山形
TEL・FAX 088-685-4721
Mail info@fg-yamagata.jp
http://fg-yamagata.jp/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。