言うこと聞かない デザイナー 最優先事項を優先する 捨てられない パッケージ
「最優先事項を優先する」
これは7つの習慣の
第3の習慣。
いやー、分かってるんですけどね。
健康が大事とか
家族が大事とか
社員が大事とか
でも、ちゃんとできてないな(汗)
目的を見失わないようにしないと。
本日は目的に向かって
突き進んだ時のお話です。
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの松浦陽司です!
本日のお話は
言うこと聞かない デザイナー
最優先事項を優先する
捨てられない パッケージ
で、行ってみよーーーー!
中田敦彦さんも解説してくれてます!
「最優先事項を優先する」
これが大切なことって
骨身に染みて分かってます。
でも、実践が難しい。
目的を見失っちゃう。
でも、こうやって
仕事していきたいですよね。
パケマツの
「言うこと聞かないデザイナー」
桑原基輔さん。
パッケージ 目立つ技 インパクト バツグン 顧客が手に取る商品に
お客様の言うことを聞くんじゃなくって
言いたかったことをパッケージにする!
それを「目的」に仕事してくれてます。
いつも、ありがとうございます。
そんな桑原さんとの
出会いは2014年。
違う会社でチラシ系の
デザイナーをしていました。
ボクがパッケージデザインを
桑原さんに外注する
形で声をかけました。
「お菓子のパッケージデザインコンペがある。
一緒にやらないか?」
これに乗って来てくれた桑原さん。
さっそく、デザインを一緒に考えます。
クライアントから与えられた
最重要課題、目的はこちら!
「捨てられないお菓子の紙箱」
コンペなんで、何社か提案します。
他社は素敵な紙箱の提案してました。
そして、チーム・パケマツの提案!
審査員は、その提案に驚き
目を真ん丸にします。
チーム・パケマツの提案!
それは「缶」パッケージ!
「“捨てられない”がテーマなら
紙箱より、明らかに
缶パッケージの方が目的に合致する」
実はこれを言い出したのは
ボクではなく、桑原さん。
いやー、面白いなと思いましたね。
さすが、「言うこと聞かないデザイナー」
クライアントの
「言いたかったことを形」にしようとします。
このころから片鱗がありましたね。
「最優先事項を優先する」
ってことができてますね。
クライアントの要望が
「紙箱」って言ってるのに
「缶」を提案しちゃうんですから。
「“捨てられない”がテーマなので
目的を追求すると
“紙箱”ではなく“缶”にたどり着きました」
ってことをプレゼンすると
審査員が、グイグイとプレゼンに
のめり込んでくるのが分かりました。
「勝ったな」
そう、確信しましたね。
そして、審査発表。
まあ、結果は分かってますけどね!
「発表します。
採用されるのはA社です」
うそーーーーん?!
なんでなんで?!
どうしてパケマツ落選したの?
プレゼンの時に、
あんなに感激してましたやん?
「パッケージ松浦さんの落選理由は
“紙箱”じゃなかったからです」
そこかーーーー。
でも、前提より
目的が大事なはずなんですがーーー。
まー、こんなこともありますよ(笑)
これからも
「最優先事項を優先する」
を大切にして、商品開発します!
本日のお話は
言うこと聞かない デザイナー
最優先事項を優先する
捨てられない パッケージ
でございました。
言うこと聞くんじゃなくって
言いたかったことを形にする。
そんなお仕事していきます!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。