【残念ながらボツネタでした 「パッケージ×におい」 グリコの響香】
【残念ながらボツネタでした 「パッケージ×におい」 グリコの響香】
おはようございます。
世界初、徳島発のパッケージマーケッターの松浦陽司です。
本には掲載されていないボツネタです。
☆☆☆
ブランド要素の中に「におい」というのがあります。
Abercrombie & Fitch(アバクロンビーフィッチ)というアパレルブランドをご存知でしょうか?
こちらの商品には香水がかけられています。
もちろん、店内もその香水の香り(におい)づけがされています。
なぜ、こんなことをするのでしょうか?
それは「あ、この香り、アバクロだ~」という再認してもらうためです。
この「におい=アバクロ」という体験を繰り返すことで、
アバクロが「ブランド化」されていく訳です。
でもねぇ。
「におい」をパッケージで表現するって、さすがに無理でしょう。
・・・と思ったら、実はパッケージでも表現できるんですね。
グリコ 響香(ひびか)
まずはこれが素晴らしい!
右上を注目してください。
POPシールが貼ってあります。
お客さんのアイキャッチが高まります!
「このシールをこすって 香りの体験!
チョコレートの香りがします」
このように書いてます!
そうなんです。
においのするパッケージ(シール)なんです。
もちろん、このパッケージはまだまだ一般的ではありません。
においの調整も非常に難しい。
ロットの問題もある。
実際に世の中に出ているのを、あまり見かけません。
でも、「におい」も表現できるというところに、
パッケージとブランドの関係性を感じます。
☆☆☆
このネタ、実はグリコさんからNGがでました。
でも、理由は文章内容ではなく、「販売が終了しちゃってね。ごめんね」ということでした。
おしい!
このネタは新しく生まれ変わって、事例も全く変わって、本に登場します!
お楽しみに!
「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」
amazonにて予約受付中!
http://p.tl/8NCy
遂に本日!
2013年7月25日(木) 正式発売!
小山助学館 本店
小山助学館 福島店
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紀伊国屋書店 徳島店
紀伊国屋書店 ゆめタウン徳島店
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TUTAYA 田宮店
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ブックスジュピター
平惣 田宮店
平惣 徳島店
平惣 小松島バイパス店
平惣 川内店
平惣 石井店
平惣 羽ノ浦国道店
平惣 阿南センター店
もし店頭で見つけられない場合は、店員さんに問い合わせて頂ける
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。