【牛乳石鹸「赤箱」パッケージ10変化!実は売上を落としたパッケージがあります。何代目でしょう?】
【牛乳石鹸「赤箱」パッケージ10変化!実は売上を落としたパッ
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
以前に紹介した牛乳石鹸「赤箱」は85周年!
その間、10回のパッケージデザインチェンジしているんです。
実は一回だけ、売上を大きく落としたことがあります。
ちなみに、何代目か皆さん、わかりますか?
(答えは後半に書きますね)
理由はずばり「色」でした。
初代~10代目まで通して「牛乳レッド」と呼ばれる赤色を採用!
マゼンタ100+イエロー100の赤金と呼ばれる色です。
(それにしても牛乳レッドって、白なのか赤なのか(笑))
「赤箱」=「牛乳レッド」
このパッケージと色の方程式が消費者の心の中に確立されていたの
完全に色がブランド化されていた訳ですね。
ところが、実は5代目!
ここだけちょっと色が違ったんです。
ピンクっぽい色にしたんですね。
そして売上激減!
慌てた牛乳石鹸は
2年後、再び牛乳レッドに戻したところ売上が戻ったのです。
(2年でリニューアルするのは相当短いスパンです)
ブランドとカラーとパッケージの関係!
パッケージを決める時の色、とっても重要ですね!
今回は他社事例でしたが
パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」を
お客様と共に開発しております。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ変える!
パケマツの採用事例を
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
https://www.p-matsuura.co.jp/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。