顧客の絞り込みは恐い? いやいや、恐くないですよ より顧客に響くパッケージに
そんな風に昨日の
ブログに書きました。
ボクがこの飲食店の経営者なら?
私があの店舗のクレーム対応したら?
常にこんな風に考えたら
日々、マーケティング感覚が
研ぎ澄まされていきますよね。
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
顧客の絞り込みは恐い?
いやいや、恐くないですよ
より顧客に響くパッケージに
で、行ってみよーーーー!
ボクは2006年に
イタリアに新婚旅行に行ったんですよ。
そこの屋台で「なるほどな」
という光景に出会いました。
店のお兄さんが、
お礼を伝えてるのですが
アメリカ人には「サンキュー」
中国人には「シェイシェイ」
フランス人には「メルシー」
そのお兄さんは瞬時に
お客様の出身地を推測して
伝えるお礼の言葉を変えている!
「すごいな」と思って
ボクがお金を支払って
かけてくれた言葉は
・
・
・
・
・
カムサハムニダ
いや、いやーーーー!
違います!
ボクは日本人ですよーーー(笑)
韓国人じゃないですよーーー!
まあ、こんなことがありまして。
なかなか笑わせて頂きました。
ボクに対しては失敗したけど
お兄さんはマーケティング的に
「きっとお客さんは
自国の言葉でお礼を
伝えられた方が
嬉しいに違いない」
と思ってやってたんですね。
これって
「顧客を絞り込む」
発想ですよね。
ここでよくある悩みが
「顧客を絞り込むと
その人しか買わなくなる」
という心配です。
なるほど、その気持ち、分かります。
この「絞り込む」を
「ホース」で考えて
みたらいかがでしょうか?
絞らない状態で
垂れ流ししてても
水は遠くに飛ばないでしょ?
でも、指で絞ると。。。
水は勢いを増して
遠くに飛んでいく!
そう!
顧客の心に刺さりやすくなるのです!
例えば
志賀商店さんの「#あずきずき」
もう、絞り込みが激しい。
小豆が好きな人しか
相手にしてません(笑)
日高食品工業さんの
「朝から健康生活 とろろ昆布入り みそ汁の具」
これだって、「みそ汁」に絞り込み!
さらにシーンを、「朝」に特化してます。
赤玉さんの「父さんのまくら」消臭スプレー
父さんのまくらに
使用シーンを絞り込んでます!
いずれも
「ぜんざい」
「万能な具」
「なんにでも消臭スプレー」
だったら、顧客に響きません。
絞り込んでいるから
響くんですよね!
「絞り込み」って大事だと思いませんか?
本日のお話は
顧客の絞り込みは恐い?
いやいや、恐くないですよ
より顧客に響くパッケージに
でございました!
あなたの今日一日が
心に響く一日でありますように!
パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」を
お客様と共に開発しております。
パケマツが目の前の世界を変えた事例を
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。