【ほんだしのパッケージ変遷11連発!一目で「ほんだし」という要素を残しつつのパッケージ変更】
【ほんだしのパッケージ変遷11連発!一目で「ほんだし」という要素を残しつつのパッケージ変更】
おはようございます。
世界初、徳島初、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
「ほんだし」が約40年の歴史の中で
たびたびパッケージ変更してきたことをご存知でしょうか?
1970年
1975年
1983年
1988年
1992年
1995年
1998年
2001年
2006年
2007年
2008年
並べて、細かく見たら、決行デザインは変わっています。
でも、実際に皆さんが店頭で見て
「パッケージが変わったぞ!」なんて印象ないでしょう?
それはデザインのアイコンというか、
「丸の中にかつおのマーク」が引き継がれているからです。
(一種、キャラクター化してますね)
2007年には鰹の向きが変わってます。
(右肩上がりということだろうか?)
「ほんだし」のようなブランド化された商品になると、
あまり急激にパッケージ変更するのは好ましくないんです。
それはお客さんが探せなくなるから!
極端な話、ほんだしのパッケージが真っ黒になって、すだちくんが入ったら?
お客さんは「ほんだし」と認識できなくなります。
だから、ほんだしと一目で分かることが大事なんですね。
逆にブランド化されていない商品であれば、
思い切ってパッケージもロゴも商品名も全く変えてしまう方法もあります。
(詳しくはこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11132636770.html )
自社の商品はブランド化されているのか?まだなのか?
そのポジションを一度、確認することも大切ですね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。