【サントリー「のんなる気分」と「オールフリー」のパッケージの因果関係を探る】
【サントリー「のんなる気分」と「オールフリー」のパッケージの因果関係を探る】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
サントリー 「 のんある 気分 」
2011年10月の発売。
年内の販売計画を60万ケース。
しかし、売れに売れ100万ケースに上方修正するほど売れました。
実はこれ2010年に発売された同社の「オールフリー」のパッケージを踏襲しています。
オールフリーも現在No.1売上を誇るノンアルコール飲料です。
(オールフリーのパッケージの記事はこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11634378458.html )
オールフリーが大躍進した理由の一つがこちら!
「アルコール」「カロリー」「糖質」の3つの”ゼロ”を実現したこと。
この3つのポイントはパッケージにきっちりと表記されています。
そしてその特徴を引き継いだ「のんある気分」
こちらのパッケージにもそのアイコンがきっちりと表記されています。
ヒットした商品のよいパッケージデザインはこうやって踏襲されて行くんですね。
お客さんにとっても馴染みとなったそのアイコンを見て、
「あ、これもオールフリーと同じ特徴があるんだ」と思ってもらえます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。