【サントリー 角 ブランド復活の原動力となったのは 角ハイボール缶 だった!】
【サントリー 角 ブランド復活の原動力となったのは 角ハイボール缶 だった!】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
サントリー 角ハイボール缶 が売れています!
2009年発売当初は年30万ケースでしたが、
2012年は275万ケース!
2013年見込みは290万ケース!
約10倍に売れ行きが上がってます!
なぜ、そんなに売れ行きが上がるのか?
もともと、ウイスキー市場は近年、低調しておりました。
その復活のカギになったのが2008年からの「ハイボール拡販戦略」でした。
そこで居酒屋などで売上が復活してきたので、
更に家庭でも飲んでもらおうと思って出したのが「角ハイボール缶」です。
これってすごいと思いません。
「角ハイボール缶」という商品開発には違いありません。
でも、
①混ぜて(ウイスキー、ソーダ、レモンスピッツ)
②パッケージを「瓶」から「缶」にしただけ!
そうなんです。
①混ぜて、
②パッケージを変えただけなんです!
もともとある商品をちょっと変えるだけ!
それでヒット商品が生まれる可能性があります。
パッケージマーケティング®の可能性は無限大ですね!
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。