【ブランドカラー 黄×黒 セゾンファクトリーはパッケージも店舗デザインの一つとして考える】
【ブランドカラー 黄×黒 セゾンファクトリーはパッケージも店舗デザインの一つとして考える】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
セゾンファクトリーという山形発の加工食品メーカーがあります。
デパ地下で直営店を伸ばし、現在は31店舗!
店舗を遠くから眺めても
「あ!セゾンファクトリーだ!」とすぐに分かります。
その理由は「ブランドカラー」です。
黄×黒のブランドカラーをとっても大切に使います。
よくあるパターンとしては、
「ドレッシングはA社の○○さんがデザイン」
「ジャムはB社の××さんがデザイン」
「ジュースは社長である俺がデザインした」
というようなデザイン方法。
結果、一つ一つを見るととってもいいパッケージ!
でも店頭で並べてみると、・・・あれ?違和感があるぞ?!
ということになります。
セゾンファクトリーでは、一つ一つ見てもとってもいいパッケージ。
そして、店頭で並べてみても統一感がある。
店舗デザインの一つとして、パッケージを考えているのです。
全体としてみても、黄色と黒色で、とっても統一感がありますね。
セゾンファクトリーではパッケージデザインを社内で行うことで
統一感を持たせる工夫をしています。
こうやってパッケージを店舗の一部として考えることも、
ブランド力を高めるのに重要ですね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。