パッケージ相談で お客様の言うことを聞かない? でも売上の上がる商品開発
「お客様の言うとおりに」
これって正しい選択なのでしょうか?
時にはプロとして
「それは違います。
こっちの方がいいです」
とお伝えすることが
プロの使命ではないでしょうか?
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
パッケージ相談で
お客様の言うことを聞かない?
でも売上の上がる商品開発
で、行ってみよーーー!
2021年大晦日に放映された
「笑う大晦日」の視聴率が
だいぶ悪かったみたいですね。
この大コケで
視聴者に広がったのが
ダウンタウン待望論です。
もともと、毎年大晦日に
「絶対に笑ってはいけないシリーズ」
でダウンタウンが視聴率を稼いでました。
一部に“暴力的”という
話もあって
中止になったのですが
このような結果になっちゃいましたね。
視聴者の意見を
聞き過ぎて
視聴者の観たい
番組にならなかったのかも知れません。
時には「言うこと聞かない」と
言うことも大切なんですね。
パケマツのお仕事でも
お客様の言うことを
聞かずに提案しちゃうことがあります。
それは
「お客様の言ったことが真実」
じゃなくって
「お客様の真実を形に」
しようとするからです。
例えば
柚子のパッケージ依頼を受けた時
最初は14~15個入り
パッケージの依頼を受けました。
しかし、いろいろと聞いていると
「道の駅や産直市で売ります」
ということだったんですね。
完成したパッケージがこちら
3個入りパッケージ
道の駅や産直市で
14~15個買って帰る
人もいないでしょうということ。
他にも、ういろうの
パッケージリニューアルの
依頼を受けた時
↑
ビフォーパッケージがこちら
5本入りパッケージの
リニューアルを依頼されたのですが
完成したパッケージがこちら!
阿波ういろ3本入りパッケージ
お話を聞くと
とくとくターミナルという
お土産物屋さんがメインで販売
ということ。
そのお土産物屋さんの
社長に聞くと
「バスの団体客が
自分用に買うことが多い」
ということだったんです。
だから入数を減らして
3本入りで提案したんです。
こちらは売上3倍になる
ヒット商品になりました。
お客様の言うとおりに
パッケージ制作していたら
ヒット商品は
生まれなかったかも
知れないです。
でも、お客様の真実は何だろう?
「売れる商品づくり」のはずです。
時にはお客様に
「NO」を言える
関係性でありたいなーと思ってます。
本日のお話は
パッケージ相談で
お客様の言うことを聞かない?
でも売上の上がる商品開発
でございました!
あなたの今日一日が
言うこと聞かない
真実を観る
一日でありますように。
パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」を
お客様と共に開発しております。
パケマツの採用事例を
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
https://www.p-matsuura.co.jp/result
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。