【セブンゴールド伊藤園と共同開発の「金の緑茶」は昨年比2倍以上の生産量パッケージマーケティング】
【セブンゴールド伊藤園と共同開発の「金の緑茶」は昨年比2倍以上の生産量パッケージマーケティング】
こんにちは。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
「金の緑茶」
セブン&アイで発売中!
2012年8月は240万本限定で販売されましたが、あっという間に売り切れ!
2013年6月には600万本限定発売。
2倍以上の生産体制になったのですね。
(現在も一部店舗で販売中)
このパッケージの面白いところは、
やはり目を惹くゴールド!
伊藤円と共同開発された、こだわりの高い自信を感じさせます。
そして、もう1点!
私が着目したのは容量です。
400ml入なんですね。
「500ml、ちょっと多い」という人に対しての提案もあります。
そして、もう一つ利益率改善もあるのではないでしょうか?
●通常ペットお茶
500ml 150円 → 100ml当たり30円
●金の緑茶
400ml 135円 →100ml当たり33.75円
なんと!
1割以上の高値になっているんですね。
当然、高級品を使用しているので高値になるのは当たり前です。
でも、気づいていましたか?
実は高値になっているってこと??
「他社がやっていないパッケージサイズ」で販売するというのも、
利益率改善のためのパッケージマーケティングです。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。