パッケージが原因で炎上? 現代社会に求められる3つの価値が ヒット商品づくりの鍵
過去の顧客は
2つの価値を求めた!
①機能的価値(商品そのものの価値)
②情緒的価値(心で感じる価値)
しかし、現在!
もう一つの価値が必要になった。
その3つめの価値とは??
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
パッケージが原因で炎上?
現代社会に求められる3つの価値が
ヒット商品づくりの鍵
で、行ってみよーーー!
2020年7月に
ブルボンがパッケージのことで
炎上したことを覚えていますか?
「プラスチック過剰包装やめて」
ということで
女子高生が約19000人もの
署名を集めたんです。
まあ、確かに
プラを使いすぎな感じはある。
ブルボンの商品なんで
①機能的価値=美味しいのは間違いない
②情緒的価値=ブランド力もある
でも、今の時代は
この2つの価値だけじゃダメ。
③社会的価値=社会に求められる価値
この3つめの価値が
必要になりました!
プラスチックをたくさん使うことは
社会から求められてないということ(汗)
ちなみに、この署名に対して
ブルボンさんはきっちり対応し
7つの項目で丁寧に説明されてます。
ざっくりと抜き出すと
●プラトレーを紙トレーにする
●プラフォークを、紙ピックにする
●プラトレーの厚みを薄くする
●水性インキを使用する
などなどです。
高校生の署名に真摯に向き合い
きちんと対策するブルボン!
素晴らしい企業姿勢ですね!
ところで、たまごのパッケージと言えば
プラスチック製が一般的ですよね。
(勝手に小林ゴールドエッグブログの
画像を使用しまして、失礼です(笑))
中身も見えて
クッション性もあって
非常に利便性が高いです。
でも、紙のパッケージもありますよね!
菅藤養鶏場さんの
「コッコさんのたまご」
たまごの美味しさもさることながら
かわいいパッケージにリニューアルで
売上117%になっているそうで嬉しい。
こちらは
「紙のたまごパッケージ」を
ご採用頂いております!
この紙のパッケージは
「パルプモウルド」と呼ばれるものです。
プラスチックと違って
当然、自然に還ります。
しかも、バージンの紙じゃなくって
「古紙をリサイクル」したものなんです!
だから、より環境に優しい!
3つの価値で考えると
①機能的価値=たまごが美味しい
②情緒的価値=パッケージがかわいい
③社会的価値=自然に優しい、自然に還るパッケージ
という3つの価値が備わってます。
これからはこのように
3つの価値を考えて
パッケージを制作することが
ヒット商品の鍵となりますね。
本日のお話は
パッケージが原因で炎上?
現代社会に求められる3つの価値が
ヒット商品づくりの鍵
でございました。
あなたの今日一日が
3つの価値を発揮する
一日でありますように。
<本日のお客様>
有限会社 菅藤養鶏場(すがとうようけいじよう)
https://www.fumitama.jp/
〒729-6715
広島県世羅郡世羅町大字下津田59−1
0847-39-1700
パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」を
お客様と共に開発しております。
パケマツの採用事例を
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
https://www.p-matsuura.co.jp/result
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。