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2022年01月31日

パッケージでSDGsを達成する 誰にでもできる 簡単5つの見直し

「脱プラスチック」
「フードロス削減」
「リサイクル」
「脱炭素」などなど

挙げ始めるときりのない
SDGsへの取り組み。

パッケージにおいては
どのような手順を踏めばいいのか??

 

 

おはようございます。

パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍

“売れない”を
“売れる”へ変える

パッケージマーケッターの
松浦陽司です!

本日のお話は

パッケージでSDGsを達成する
誰にでもできる
簡単5つの見直し

で、行ってみよーーー!

 

 

その5つの見直しとは
ずばり!

①止めれるなら止める
②サイズの見直し
③厚みの見直し
④材質の見直し
⑤ごみの減容化を図る

なんです。

順番に解説しますね。

 

 

①止めれるなら止める

これが本当は一番いい!
分かりやすい事例が
日清カップヌードル!

「フタ止めシール」をすべて止めた!

 

 


「じゃあ、どうやって蓋するんだよ」
という対策は
Wタブを採用することでクリア!

これで年間33トンの
プラスチックを削減!

完全なる「脱プラ」パッケージ革命!

 

 

あなたの商品のトレーや
シールや
個包装など

「そういえば止めても
支障ないな~」

「日清さんみたいに
ちょっとした変更で
止めることできるな」

なんてものはないですか?

 

パケマツで以前、
提案して採用してもらったのが

「今、乾燥剤と脱酸素剤を
両方入れてますけど、
その商品なら脱酸素剤要らないですよ」

という改善もありました。

パケマツの売り上げを下げる
結果になりましたが(笑)

 

 

②サイズの見直し

これも非常に効果的!
少し前に紹介した事例で言うと


シャウエッセンが
巾着状のパッケージを止め
普通の合掌袋に変更。

これによって袋のサイズが小さくなる!

なんと30%のプラ削減になります。
「減プラ」パッケージですね!

 

 

パケマツでもこれはよくやります!


おはなキャフェ「リップフィナンシェ」

既製品の袋の時は
220㎜だった長さを

20㎜カットし
200㎜に変更しました。

 

削減したプラスチック量は約9.1%!

16,200枚製造したので
約2.1Kgの減プラになりました。

 

 

③厚みの見直し

こちらはブルボンが
かなり進めております。

外装袋を約8%薄くし
年間約27トンのプラ削減!

トレーも何度も検証を繰り返し
35%薄くしたそうです。

 

 

パケマツでも

「もうちょっとパッケージを
薄くしても大丈夫なんでは?」

と伝えることがよくあります。

「松浦さんの言った通り
薄くしてテストしても大丈夫だった」

と言われることが殆どです。

 

 

④材質の見直し

これは今までプラスチックを
使用していたものを
紙に変えるというもの。


キットカット 紙パッケージ

外装袋からの取り組みですが
これは素晴らしい取り組みですね!

 

 

あと、プラスチックが
当たり前のパッケージでも

紙製のパッケージを
選ぶという手段もあります。

 

 

パケマツのお客様では


菅藤養鶏場のたまごパッケージ

プラスチックパッケージが多い
たまごパッケージの中で
紙製パッケージを選ぶ!

 

 

ちなみに、ボクは

「プラスチックに
自然派素材を混ぜましたので
環境に優しい」

という素材には懐疑的です。

何かプラスチックに混ぜた途端に
リサイクルできなくなりますから。

 

 

⑤ごみの減容化を図る

「い・ろ・は・す」の
パッケージが有名ですね!

パッケージを薄くして
絞ったり、つぶしたりできる!

 

 

これによって
ゴミの体積が小さくなって
ゴミ袋の使用量が減ります。

微力かも知れませんが
無力ではありません!

小さい削減も
全世界78億7500万人集まれば
大きな力になる!

 

以上になります。

 

あなたの会社、商品で
SDGsを達成に近づく
ヒントになれば嬉しいです!

 

本日のお話は

パッケージでSDGsを達成する
誰にでもできる
簡単5つの見直し

ということで

①止めれるなら止める
②サイズの見直し
③厚みの見直し
④材質の見直し
⑤ごみの減容化を図る

でございました!

 

 

「おお!これで
自社パッケージを見直してみよう」

「なるほど!
③厚みの見直しできそうだ」

なんて思って
一歩踏み出していただけたら光栄です!

あなたの今日一日が
一歩踏み出せる
一日でありますように。

 

 

パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」
お客様と共に開発しております。

パケマツの採用事例を
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
https://www.p-matsuura.co.jp/result

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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