パッケージでSDGsを達成する 誰にでもできる 簡単5つの見直し
「脱プラスチック」
「フードロス削減」
「リサイクル」
「脱炭素」などなど
挙げ始めるときりのない
SDGsへの取り組み。
パッケージにおいては
どのような手順を踏めばいいのか??
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
パッケージでSDGsを達成する
誰にでもできる
簡単5つの見直し
で、行ってみよーーー!
その5つの見直しとは
ずばり!
①止めれるなら止める
②サイズの見直し
③厚みの見直し
④材質の見直し
⑤ごみの減容化を図る
なんです。
順番に解説しますね。
①止めれるなら止める
これが本当は一番いい!
分かりやすい事例が
日清カップヌードル!
さようなら、全てのフタ止めシール。#西暦2021年6月4日11時発表 pic.twitter.com/sJyN3h6yXF
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) June 3, 2021
「フタ止めシール」をすべて止めた!
「じゃあ、どうやって蓋するんだよ」
という対策は
Wタブを採用することでクリア!
これで年間33トンの
プラスチックを削減!
完全なる「脱プラ」パッケージ革命!
あなたの商品のトレーや
シールや
個包装など
「そういえば止めても
支障ないな~」
「日清さんみたいに
ちょっとした変更で
止めることできるな」
なんてものはないですか?
パケマツで以前、
提案して採用してもらったのが
「今、乾燥剤と脱酸素剤を
両方入れてますけど、
その商品なら脱酸素剤要らないですよ」
という改善もありました。
パケマツの売り上げを下げる
結果になりましたが(笑)
②サイズの見直し
これも非常に効果的!
少し前に紹介した事例で言うと
シャウエッセンが
巾着状のパッケージを止め
普通の合掌袋に変更。
これによって袋のサイズが小さくなる!
なんと30%のプラ削減になります。
「減プラ」パッケージですね!
パケマツでもこれはよくやります!
既製品の袋の時は
220㎜だった長さを
20㎜カットし
200㎜に変更しました。
削減したプラスチック量は約9.1%!
16,200枚製造したので
約2.1Kgの減プラになりました。
③厚みの見直し
こちらはブルボンが
かなり進めております。
外装袋を約8%薄くし
年間約27トンのプラ削減!
トレーも何度も検証を繰り返し
35%薄くしたそうです。
パケマツでも
「もうちょっとパッケージを
薄くしても大丈夫なんでは?」
と伝えることがよくあります。
「松浦さんの言った通り
薄くしてテストしても大丈夫だった」
と言われることが殆どです。
④材質の見直し
これは今までプラスチックを
使用していたものを
紙に変えるというもの。
外装袋からの取り組みですが
これは素晴らしい取り組みですね!
あと、プラスチックが
当たり前のパッケージでも
紙製のパッケージを
選ぶという手段もあります。
パケマツのお客様では
菅藤養鶏場のたまごパッケージ
プラスチックパッケージが多い
たまごパッケージの中で
紙製パッケージを選ぶ!
ちなみに、ボクは
「プラスチックに
自然派素材を混ぜましたので
環境に優しい」
という素材には懐疑的です。
何かプラスチックに混ぜた途端に
リサイクルできなくなりますから。
⑤ごみの減容化を図る
「い・ろ・は・す」の
パッケージが有名ですね!
あなたはどっち派で·すか?
い·ろ·は·すのボトルは、飲んだ後も楽しい!しぼる派 → RT!
ぺちゃんこ派 → いいね♡他にも思いついた方はリプライで教えてください・ね♪
#ゴミゼロの日 pic.twitter.com/snUG9YJBLe
— い・ろ・は・す (@ILOHAS) May 30, 2019
パッケージを薄くして
絞ったり、つぶしたりできる!
これによって
ゴミの体積が小さくなって
ゴミ袋の使用量が減ります。
微力かも知れませんが
無力ではありません!
小さい削減も
全世界78億7500万人集まれば
大きな力になる!
以上になります。
あなたの会社、商品で
SDGsを達成に近づく
ヒントになれば嬉しいです!
本日のお話は
パッケージでSDGsを達成する
誰にでもできる
簡単5つの見直し
ということで
①止めれるなら止める
②サイズの見直し
③厚みの見直し
④材質の見直し
⑤ごみの減容化を図る
でございました!
「おお!これで
自社パッケージを見直してみよう」
「なるほど!
③厚みの見直しできそうだ」
なんて思って
一歩踏み出していただけたら光栄です!
あなたの今日一日が
一歩踏み出せる
一日でありますように。
パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」を
お客様と共に開発しております。
パケマツの採用事例を
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
https://www.p-matsuura.co.jp/result
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。