【販売半年で1.6億円以上売り上げる「ジャガJ」 ネーミングにストーリーを。2つ以上の意味を!】
【販売半年で1.6億円以上売り上げる「ジャガJ」 ネーミングにストーリーを。2つ以上の意味を込める】
こんにちは。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
ジャガJ (YOSHIMI)
2012年12月に発売!
半年で1.6億円超売れている大人気商品です!
なぜ、それだけ売れるのか?
パッケージとネーミングにも秘密があります。
YOSHIMIの勝山良美社長は語ります。
「商品のネーミングには2つ以上の意味を込める」
(ダブル・ミーニング)
なんと、この「ジャガJ」は、それを上回る3つの意味があります。
(トリプル・ミーニング)
ジャガJの「J」は3つの意味があります。
①ジャガイモの「J」
②これが北海道産のジャガイモの味だ!という「まさに」(JUST)の「J」
③ジャパンの「J」
そして、そのストーリはきっちり伝えます。
パッケージを開けると、蓋の裏面に書いてます。
☆☆☆
“J”は、北海道で生まれた
おいしいポテトチップスの印です。
使用するのは北海道産じゃがいもだけ。
ポテトチップスに最適な、選び抜かれた品質のものだけが
ジャガJ(ジェイ)になります。
じゃがいも本来の美味しさを活かすため、
レストランのレシピをベースに、
スパイス&チーズの絶妙なバランスを追求しました。
まさに「北海道のポテトチップス」の誕生です。
※“J”はもちろん「jagaimo」の頭文字“J”。
さらに「Just」(まさに)の“J”であり、「Japan」の“J”でもあります。
☆☆☆
商品にはストーリーを。
ネーミングには2つ以上の意味を。
それをパッケージで表現し、ちゃんと伝える!
だから、発売半年で1.6億円も売れるんですね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。