【ハーゲンダッツの増税対策 価格は据え置き 実質は値上げのパッケージマーケティング】
【ハーゲンダッツの増税対策 価格は据え置き 実質は値上げのパッケージマーケティング】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
2014年4月1日から増税ですね。
みなさん、増税対策ってどうされていますか?
ハーゲンダッツのミニカップの増税対策はこんな感じです。
税込み価格は同じ。
でも、内容量がちょっと減ります。
120mlから、110mlに変更になります。
実質、6%の値上げになるそうです。
(2014年4月出荷分より)
値上げをすると、やっぱりお客さんが減るかも知れません。
だから、パッケージをちょっと小さく、容量を減らして、実質は利益率を高めている訳ですね。
これは企業の考え方です。
時代の変化に対応するパッケージマーケティングでした。
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。