どっちのパッケージがSDGs? 「既製品袋にシール貼り」or「オリジナル袋に印刷」
SDGsを実現するために
「どんなパッケージを採用するか?」
で迷う場合がありますよね。
今日はそのあたりを
掘り下げて検証していきます。
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
どっちのパッケージがSDGs?
「既製品袋にシール貼り」or「オリジナル袋に印刷」
で、行ってみよーーー!
例えば、おはなキャフェさんの場合
昔は「既製品の無地袋にシール貼り」でした。
今は「オリジナル袋に印刷」に変わってます。
これはどうしてか??
まず、SDGsの17の目標のうち
パッケージに
特に関係のある
目標をピックアップしてみましょう!
目標 8 働きがいも経済成長も
目標12 つくる責任、つかう責任
目標13 気候変動に具体的な対策を
目標14 海の豊かさを守ろう
目標15 陸の豊かさも守ろう
この5つですね。
ただ、超ざっくり分けると
目標12~15は
共通する部分があります。
ここでは思い切って2項目
①働きがいも経済成長も
②資源を有効に使う
で考えてみます。
●「既製品袋にシール貼り」の場合
①働きがいも経済成長も ×
②資源を有効に使う ×
なんと、2バツになります。
なんせ、2パーツ使いますから、
資源を無駄遣い!
「シールを貼る」という
作業が発生しますので
生産性もダダ下がりです。
●「オリジナル袋に印刷」の場合
①働きがいも経済成長も ○
②資源を有効に使う ○
まず、シールを使わないので
森に優しいですねー。
そして、シール貼り作業も不要で
生産性もアップします。
・・・と、この2項目だけ
考えたら
「なんだ、オリジナル袋印刷の方がいいじゃん」
となりますね。
完全に「オリジナル袋に印刷」が
圧倒的にSDGsパッケージです!
中企業以上の企業であれば
この方程式は当てはまります。
ただ、小企業においては
単純にはいかないんですよね。
オリジナル袋に印刷するのは
最初に初期投資の「版代」がかかります。
ラミネート袋の場合
1色3~4万円の版代がかかります。
5色カラーであれば
15~20万円!
その初期投資しても
1.5年~2.0年で
「落版」(版がなくなってしまう)
ってことが起こるんですよね。
これがダメージで
初期投資できない。
分かります。
分かりますよ、その気持ち。
ちょっと長くなりそうなので
明日はその中間地点も探ってみます。
本日のお話は
どっちのパッケージがSDGs?
「既製品袋にシール貼り」or「オリジナル袋に印刷」
でございました。
あなたの今日一日が
「どっちがどっちなの?」などの
迷いのない一日でありますように!
パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」を
お客様と共に開発しております。
パケマツの採用事例を
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。