【私の妻が「このサイズがいいのよ」と最近3回も買った「チョコっと満足 たけのこの里」(明治)】
【私の妻が「このサイズがいいのよ」と最近3回も買った「チョコっと満足 たけのこの里」(明治)】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
最近妻が気に入っている商品があります。
「このサイズがいいのよ」と3回も買ってます。
それがこれ!
「チョコっと満足 たけのこの里」
これ、小さいんです。
19gしか入ってません!
ネーミングの通り、「チョコっと」なんです。
(チョコだけに(笑))
(いちごショコラになると16g)
しかし、妻は何を買っているのでしょう?
「たけのこの里」はもちろんですが、それ以上のモノを買っています。
例えば
●チョコっとだけの手軽感
あるいは
●かばんに入れても邪魔にならない
こんな体験・価値を買っているようです。
だって、本当に「たけのこの里」が欲しかったら、大きな箱を買いますよね!
普段、食品のお仕事をされていると
「うちの売りは味だ!お客さんは味を買っているんだ!」
そう思い込んでしまいそうになります。
でも実際には「味以外」の体験・価値を買うことがあります。
今回の「チョコっと満足 たけのこの里」の場合は
手軽さ。
サイズ。
それこそ、「チョコっと満足」です。
パッケージマーケティングで、
パッケージのサイズを見直すことで、新しい価値が生まれるかも知れません!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。