【「切腹最中」 お客様は最中が欲しいわけではない→クレームに笑って謝罪できる商品が欲しい】
【「切腹最中」 お客様は最中が欲しいわけではない→クレームに笑って謝罪できる商品が欲しい】
おようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
お客様は商品は欲しい訳ではなくなっています。
いろいろな商品が溢れすぎて、もう選べないのです。
そんな中で、「ネーミング」などが商品を選ぶ理由になることがあります。
「切腹最中」
うおー。
気になるネーミングですね。
中のアンコがモリモリ過ぎて、切腹したかのように見えるんですね!
実はこの最中、こんな理由でも売れることがあるそうです。
「クレームを笑って済ませたい時の、お詫びの品として売れている」そうなんです。
びっくりですね!
お客さんは最中を求めている訳じゃなくって、
軽い謝罪理由を求めているのですね!
ちなみに、この商品の開発秘話はこちら。
☆☆☆
当店が「忠臣蔵」の起こりとなった浅野内匠頭がお預けになり切腹された田村屋敷跡にあり「忠臣蔵」にまつわる数々の語りぐさがこの菓子を通じて、皆様の口の端にのぼればという思いを込めた商品です。
☆☆☆
ちゃんと歴史の権威付けもある訳です。
本日のネタは、FMびざんのパーソナリティ!
ドレミファ曽谷さんに教えていただきました!
ありがとうございました。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。