パッケージデザインの アイディアの源泉 ~圧倒的に事例を知る~
「パケマツさんの
アイディアの源泉って
なんですか?」
こんなご質問をいただきました!
それでは
ご紹介させていただきます。
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
パッケージデザインの
アイディアの源泉
~圧倒的に事例を知る~
で、いってみよーーー!
もう、アイディアの
源泉といえば
「圧倒的に事例を知る」
ってことに尽きます!
3つほど事例で紹介しますね!
まず、1つ目は
「リバーシブルパッケージ」
例えば最近紹介した
味覇拉麺食べ比べセット
パッケージでいうと
縦にも展示できる
横でも展示できる
売り場の都合で
選べるパッケージを
紹介させていただきました。
種明かしすると
展開するとこんなレイアウトです。
「なるほどー!
その手があったか」
といろいろな方から
お声かけいただきました。
でも、これって
結構、ある手法なんですよ!
牛乳石鹸の赤箱のパッケージ!こちらも表裏両面リバーシブル使用のパッケージ!
同じ仕掛けをしているんですね!
2つめの事例は
「郵送パッケージ」
ギノーみそさんの
インスタントみそ汁のパッケージ!
パッケージ裏面が
ハガキになっていて
日本全国に
思い出を書いて送れる!
「いやー、これって
すごいアイディアですね!
松浦さんが考えたんですか?」
と言われることもあるのですが
実は、これも元ネタがありまして
こちらは
キットメールパッケージ!
キットカットと郵政局が
コラボして
毎年12月くらいに販売されます。
この切手で送れる
パッケージを知っていたので
郵送パッケージを
生み出すことができたんです。
そして、3つ目の事例は
「一括表示パッケージ」
ふじやさんの
「全日本ホクホク党」
大学芋のパッケージ!
パッケージ業界の非常識!
一括表示を前面に
大々的に表記することにしました!
これによって
「無添加」であることが
お客様にめちゃめちゃ伝わって
売上10倍になったんです。
「さすがにこれは
前例ないでしょ?」
と言われるかもしれません。
パッケージにおいては
前例がないのですが
実はちょっとジャンルを変えた
実例があるのです。
仙台でコンサルをしている
感動販促研究所の
米谷仁さん(通称ジョーカー)さん!
米谷さんの著書
「おバカ販促」に
こんなことを書いてあったんです。
「牛乳の賞味期限を
めっちゃ大きく表示したら
めっちゃ売れた」
そうなんです。
消費者が欲しい情報は
「牛乳の新鮮さ」
だったのです。
商品名やデザインより
賞味期限が重要だったってこと。
これにヒントを得て
「お客様が欲しい情報は
“体に悪いものが入っていないかどうか”
であるはず」
ということで
一括表示大々的パッケージが生まれたんです。
以上3つがパケマツ事例ですが
こうやってみると
元ネタがあるんですよね。
「圧倒的に事例を知る」
ってことが
アイディアの源泉になります。
本日のお話は
パッケージデザインの
アイディアの源泉
~圧倒的に事例を知る~
でございました。
あなたの今日一日が
アイディアが溢れる
一日でありますように!
<本日の関連動画>
パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」を
お客様と共に開発しております。
パケマツの採用事例を
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
https://www.p-matsuura.co.jp/result
パッケージ相談は
こちらまでお気軽に
よろしくお願いいたします。
↓
お問い合わせフォーム
https://www.p-matsuura.co.jp/company#formArea
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。