モノ消費、コト消費、イミ消費 Z世代をマーケティングするパッケージとは?
「“モノ”を売ってる時代は終わったよ。
これからは“コト”を売らないと」
と思っていると
時代に取り残されてしまう(汗)
「モノ消費」、
「コト消費」に続く
第3の消費
「○○消費」とは?
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
モノ消費、コト消費、イミ消費
Z世代をマーケティングするパッケージとは?
で、いってみよーーー!
第3の消費として
「イミ消費」
という言葉が生まれております。
特に2011年の震災以降に
大切にされてきた消費活動です。
モノ消費が
「美味しいものを作ったら売れる」
「いい商品があれば大丈夫」
という
「モノ」を売る発想!
コト消費が
「モノじゃなくて体験を売る」
「商品を通して、どんな価値が生まれるか」
という
「コト」を売るのに対し
「イミ消費」とは
商品そのものや、
サービスそのものだけじゃなく
その商品が生まれた背景とか
環境への配慮とか
地域の活性とか
誰かを支援するためのものであるとか
こうした付加価値のある
商品・サービスを購入すること。
特にZ世代に
この傾向が強いそうです。
SDGsの関心の高まりも
影響していますね。
この流れを受けて
ご紹介したい会社があります!
先日、
ありがとうファーム(岡山)の
木庭さん、深谷さんと
zoom対談させていただきました。
ご紹介くださった
徳田さん、ありがとうございます。
ありがとうファームは
「知ることは、障がいを無くす。®」
「SDGsから共生社会へ」
をコンセプトに活動されている
素晴らしい会社!
一度、ぜひHPをご覧ください。
https://www.arigatou-farm.com/
ご存じですか?
日本に障がい者って
実は960万人もいらっしゃるんです。
そのうち、
お仕事に就けている方が約330万人。
3人に1人しか
就労できてないんですね。
なんで就労できないかというと
「好きなこと、得意なことで
就労できないなら
いっそ、家にいるほうがいい」
と考えている方が
多いんだそうです。
そこで、ありがとうファームさんは
考えたんです。
「本当は働きたい人が多いし、
優秀な人材も数多く存在している!
そんな方たちと
企業をマッチングを生み出して
仕事を生み出し
就労する機会を創りたい」
そこで
具体的な活動の
一つを紹介します。
「アートコラボ活動」です。
ありがとうファームさんには
約40名のハンディキャップを持たれた
アーティストの人がいます。
そのアーティストのアートを
パッケージに使って
商品をつくるというもの。
支援の形はいろいろあるのですが
例えば
ハンディキャップアーティストの
イラストをパッケージに使った商品をつくる。
↓
売上の3%を障がい者の支援に寄付する。
などの取り組みが考えられます。
この考え方に共感してくれる方に
活動を知っていただけると、
新しい顧客として
「イミ消費」してくれるという可能性も広がります。
企業としても
ハンディキャップアーティストとマッチングすると
ハンディキャップアーティストに仕事を
依頼することができます。
そして、採用になると
ハンディキャップアーティストは
めちゃめちゃ、喜んでくれるんですよ。
ちなみに、
ハンディキャップアーティストとの
コラボしたということを
商品パッケージで
告知することができます。
パッケージを見て
「なるほど、この企業は
こんな取り組みをしているのね」
と、商品の生み出された
背景に共感して
「イミ消費」として
新しいお客様が購入してくれるかもしれません。
そして、商品が売れることで
もっと障がい者支援ができる。
素敵な「共生社会」が
生まれていくのですね。
ちなみに、
デザイン依頼の
方法にもよるのですが
場合によっては
約40名のハンディキャップアーティストから
コンペ形式で依頼することも可能。
約40案、イラスト提案してもらって
その中から選んだりもできるそうです。
デザイン的にも
素晴らしい商品パッケージができそうです!
先ほども言いましたが
障がいを持った方が
日本国内に約960万人!
その方々には
関わる家族がいらっしゃいます。
関わる家族が4人いるとしたら??
規模は
約4,000万人となりますからね!
この4000万人を少しでも
援助する社会を生み出せたら!
こんな考え方に
あなたが共感してくれるなら
ありがとうファームさんを
紹介しますので
ぜひ、ボクにお声がけくださいね!
ありがとうファームさんを紹介させていただきます。
※本日の画像は
ありがとうファーム様から
ご提供いただきました。
本日のお話は
モノ消費、コト消費、イミ消費
Z世代をマーケティングするパッケージとは?
でございました。
あなたの今日一日が
イミ消費を生み出す
一日でありますように!
<本日の関連動画>
パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」を
お客様と共に開発しております。
パケマツの採用事例を
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
https://www.p-matsuura.co.jp/result
パッケージ相談は
こちらまでお気軽に
よろしくお願いいたします。
↓
お問い合わせフォーム
https://www.p-matsuura.co.jp/company#formArea
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。