【真相追求企画!牛乳を買う真の理由とは?カッコいいデザイン=売れるデザインではない!】
【真相追求企画!牛乳を買う真の理由とは?カッコいいデザイン=売れるデザインではない!米谷仁さんから聞いたお話】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
今日は米谷仁さん(通称 ジョーカー)から聞いたお話!
http://ameblo.jp/joker-yone4284/
とあるデザイナーが牛乳パッケージのデザイン依頼を受けました。
「斬新なカッコいいデザインにしてくれ」
「主婦が思わず手に取るインパクトあるパッケージにしてくれ」
それで、そのデザイナーは現地調査に出かけます。
主婦は果たして、牛乳パッケージのデザインの何処を見て買っているのか?
色?
ロゴ?
ネーミング?
パッケージデザイン?
・・・いやいや、主婦が本当に見ているのは全く違うところだったそうです。
それは「日付」!
日付の新しい順に買っている!
主婦はこれしか見てない!
そう確信したデザイナーはクライアントに提案しました。
日付をでっかく表示したパッケージを!
するとクライアントは怒り出します。
「こんなことしたら新しいのだけ売れて、古いのは売れ残るだろう!
お前は何を考えているんだ?!」
しかし、デザイナーは応えます。
「だからこそ、このパッケージでチャレンジする価値があります。
新しい牛乳が常に流通する仕組みをつくるんです!」
そのデザインは渋々採用されました。
そしてその結果、・・・めちゃめちゃ売れたそうです!
「カッコいいデザイン」=「売れるデザイン」ではない。
「売れるデザイン」=「いいデザイン」だと米谷仁さんは教えてくれました。
ありがとうございます。
ちなみに、私はこの話を聞いて、一生懸命に何処の会社の何と言う商品が一生懸命調べたのですが、
・・・まだ見つけれておりません。
そこで「真相追求企画」!
このお話の牛乳が、何県の、なんという会社の、何という名前の商品か、知っている方がいらっしゃったら教えてください!
宜しくお願いします。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。