【アパレルで「お荷物、まとめましょうか?」というのは何でしょう?ブランド再認を引き起こすため】
【アパレルで「お荷物、まとめましょうか?」というのは何ででしょう?ブランド再認を引き起こすためです】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
買い物をしていて、アパレルショップとかで言われませんか?
「お荷物、まとめましょうか?」
すると、私が手に持っていた小さな荷物。
例え前の店で買った荷物がとても大きく、
その店で買ったのがTシャツ1枚でも、
その店の大きな紙袋に入れてまとめてくれます。
なんででしょう?
これはブランド再認を引き起こすためです。
自分のショップの店名やブランド名が、一番外側に来る!
お客さんがそのパッケージを持って歩いてくれることで、
いろいろな人の目に触れます。
そして、目に触れた人が
「あ、あの紙袋、かっこいい!どこのだろう?」
「あの人、あそこで買い物したんだ。私も行こうかな?」
そんな宣伝効果につながるのです。
「情報化社会だから、こんな宣伝は時代遅れだよ」
そんな風に思っている方もいらっしゃいますが、そんなことはありません!
やっぱり、いつの時代も「実際に見た」という体験。
かっこいい人が紙袋を提げていて、憧れるという体験。
そんな実体験には敵いません!
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。