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2014年11月3日

【残業中や仕事帰りの電車の中など、モノを食べにくい時に、こっそり噛んでコバラがまぎれるガム】

【残業中や仕事帰りの電車の中など、モノを食べにくい時に、こっそり噛んでコバラがまぎれるコンセプトのガム】

おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。

アナタがガムの商品開発を担当しており、
このような課題が与えられます。

「残業中や仕事帰りの電車の中など、
モノを食べにくい時に、
こっそり噛んでコバラがまぎれるコンセプトのガム」

さて、どんなパッケージやネーミングを提案するでしょうか?

ヒントは「伝わらなければないのと同じ」
お客さんに伝わりやすいネーミング、キャッチコピー、パッケージデザインがいいですね。

さて、答えの一つ。
お口の恋人 ロッテさんはこのような商品を開発しました!

2013年10月リニューアル発売!
コバラがまぎれるガム pucoo(プクー)

分かりやすいですね~!
「コバラがまぎれる」というキャッチコピーで、コンセプトのがよく伝わります。

「プクー」という品名も、少しお腹が膨れるイメージを持たせてくれます。

商品名がキャッチコピーより小さい(笑)

コバラがまぎれてニッコリしているパッケージデザインも分かりやすい。

実はこの商品は同2013年3月に
違うキャッチコピー、違うネーミング、違うパッケージで発売されていました。

それはこちら。
「コバラのスキマにプクー」

「コバラのスキマに」では、ちょっとコンセプトが伝わりにくかったようです。
パッケージデザインも綺麗なんですけど、
フルーツやミントが主体でした。
肝心の“コバラがまぎれる”が伝わりにくかった。

「伝わらなければないのと同じ」
伝わりやすいパッケージマーケティングが必要ですね!

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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