原始時代の本能を刺激して 購買を呼び起こす パッケージデザイン
「焼き鳥」って
串に刺さってますよね。
「串焼き鳥」じゃないから
串に刺さっている必要はないはず。
これって、なぜだろう?
実はマーケティングと
深い関りがあります。
おはようございます。
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
原始時代の本能を刺激して
購買を呼び起こす
パッケージデザイン
で、いってみよーー!
「焼き鳥に串」問題ですが
本来は
飲食店→串に刺さないのが楽
お客様→串からバラすのが面倒
だと思いませんか?
なのに、必ず
串に刺さっている。
これは
「原始時代の本能」が
人間に刷り込まれているからと
藤村正宏さんは予想します。
原始時代は
鹿やら鶏を狩猟して
そして、
串にさして焼き
手づかみで
「かぶりついて」食べた!
だから、串を刺してあると
おいしく感じる!
骨(串)が残ることで
充足感を感じる!
そんな、原始時代の本能です。
詳しくはこちら!
↓
焼き鳥に串がなかったら、美味しくないですよね
このことを踏まえて
丸本様の
お肉がぶりつき食堂 お肉屋さんの丼
パッケージデザインした時の
裏話を紹介させていただきます。
牛カルビ丼の具・焼豚丼の具
どっちもおいしそう!
パッケージデザインには
「食欲」を刺激する
「シズル写真」を大きく使用!
そして、この商品のロゴがこちら!
お肉 かぶりつき食堂 マルモト
ここで注目してほしいのが
「お肉 かぶりつき」というワード。
「お肉をかみつく」とか
「お肉を食べる」じゃなく
「お肉 かぶりつき」です。
このワードを選択したのは
「原始時代の記憶」を
呼び覚ましたかったから!
そう、焼き鳥と同じく
かぶりつくイメージを
原紙の記憶から思い出してもらって
より、おいしく食べてほしいから!
こんな思いで
「お肉 かぶりつき」を
選択させていただきました。
【かぶりつき感】が
お肉のおいしさの
秘密なんですよね。
このように写真と文字で
本能の「食欲」を
かきたてる効果を狙いました。
あなたは「焼き鳥」や
「かぶりつき」で
食欲、かきたてられませんか?
本日のお話は
原始時代の本能を刺激して
購買を呼び起こす
パッケージデザイン
でございました。
あなたの今日一日が
本能が呼び起こされる
一日でありますように!
パッケージ相談は
こちらまでお気軽に
よろしくお願いいたします。
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。