オリジナルパッケージの箱を作りたい 化粧箱と、貼り箱の違い ~メリット各2つとデメリット各2つ~
「オリジナルの箱を作りたいのですが
化粧箱とか、貼り箱とかってなんですか?
どう違うんですか?」
という質問をいただきました。
なるほど。
では、今日はその違いについて。
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
オリジナルパッケージの箱を作りたい
化粧箱と、貼り箱の違い
~メリット各2つとデメリット各2つ~
で、いってみよーー!
それでは、順番に説明します。
●化粧箱
化粧箱というのは
あなたがよく見かけるパッケージです!
このモヒカンぎょーざの箱のように
きれいに印刷されたパッケージ!
多種多様な形があります。
●貼り箱
貼り箱と言うのは
和菓子のパッケージなどで
よく使われるパッケージです。
高級感のある仕上がりになり
和菓子のほか
高級さが求められる
パッケージに使われます。
●化粧箱のメリット
1 ぺったんこになる。
特徴としては
「ぺったんこの状態」で
納品されること。
モヒカンぎょーざの箱も
この通り、ぺったんこになる!
つまり、枚数の割りには
在庫場所が少なくてすみます。
2 製造ロットが増えれば、単価が安くなる
1000枚、
3000枚、
5000枚と、たくさん製造すれば
単価が安くなっていきます。
大型ロットにオススメ!
●化粧箱のデメリット
1 組み立てが必要
ぺったんこ状態で納品されるので
どうしても組み立てる手間が必要です。
さっきの、モヒカンぎょーざのような
「4コーナー貼り」と呼ばれる形状なら
手間もあまりかかりませんが
今夜は焼肉じゃ贈答ケースのような
C式フタ身と呼ばれる形状なら
結構な、折込の手間が必要です。
2 小ロットだとバカ高い
500枚とか、300枚とか
小ロットでも作れるのですが
その場合、単価がバカ高くなります(汗)
「最低工賃」というものがあるので
これは致し方なし。
●貼り箱のメリット
1 組み立てが不要です。
納品された段階で
すでに箱の状態になっています!
組み立てなくて
いいので楽チンです!
2 小ロットから生産が可能
常備在庫のある紙を選ぶと
比較的小ロットから生産できます。
大きさによっても変わりますが
200枚とか
300枚とかでも大丈夫です。
●貼り箱のデメリット
1 広い在庫場所が必要
箱がくみ上げられた
立体状態で納品されます。
つまり、空気を運んでいるようなもの!
「200枚だから」
と思っていたら
「うそー、こんなに場所を取るの?」
と、在庫場所が思っているより
たくさん、必要です。
2 たくさん 作っても安くならない
手作業に近い形で生産するので
大ロット製造しても
ほとんど単価は安くなりません。
こんな風に、
化粧箱と貼り箱の違いがあるので
ぜひぜひ、ご参考に!
本日のお話は
オリジナルパッケージの箱を作りたい
化粧箱と、貼り箱の違い
~メリット各2つとデメリット各2つ~
でございました。
あなたの今日一日が
メリットが多い
一日でありますように!
パッケージ相談は
こちらまでお気軽に
よろしくお願いいたします。
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。