【マルメンの徳島ラーメンはなぜ3倍売れたのか!(パッケージマーケティング番外編)】
【マルメンの徳島ラーメンはなぜ3倍売れたのか!(パッケージマーケティング番外編)】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
パッケージ松浦の2014年のお仕事紹介 第12弾です!
パッケージ松浦の2014年のお仕事紹介 第12弾です!
2014年夏に3倍売れたラーメンがあります。
それが、これ!
マルメン 徳島ラーメン!
商品が変わったんですか?
・・・いえいえ、変わってません。
パッケージが変わったんですか?
・・・細部は変わったのですが、
実は今回は、あんまり関係がないのです。
実は「POP」だったんです!
この商品がヒルナンデスにTVに出演することが分かっていました。
近藤社長はとっても楽しみにみていたそうです。
もし、1位になったら、
こんな風にPOPを作りたかったそうです!
そして放送当日!
全国47都道府県のランキング形式の発表だったのですが、
・・・なんと、たった1~2秒流れただけ(泣)
・・・しかも、散々たる結果の35位(泣)(泣)
せめて「全国1位」とは言わなくても、
「全国7位」とかなら格好がつくのですが、
・・・35位では。。。。
「全国7位」とかなら格好がつくのですが、
・・・35位では。。。。
「なぜ、35位?」
「とっても美味しいのに」
もう、この数字をプラスに捉えるしかない!( 笑 )
そんな思いの丈をこのPOPに託しました(笑)
さらに、東京のアンテナショップからも
「このPOPと一緒に、この商品を扱いたい」と連絡が入りました!
こうやって、近藤社長の悔しい思いが、
お客さんとの共感を生んでいるのですね。
「35位」という結果を、うまく感情表現に生かしました。
「35位」という結果を、うまく感情表現に生かしました。
まさに、商品を売っているのではなく、体験・価値を売っている。
今回の場合は「悔しさの共感」を生んでいたのです。
それにしても、勇気を出して顔出し登場していただいた近藤社長!
ありがとうございます。
POPデザイン担当はパッケージ松浦の桑原基輔さんでした!
ありがとうございます。
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。