ヒット商品は反対や批判から生まれる ~常識をくつがえすパッケージ~
WBCが盛り上がってますね!
本日がアメリカとの決勝戦!
ドキドキ。。。
ところで、かつて
大谷翔平選手に
「二刀流はやめなさい」
といったのは誰?
そして、野球そのものに
「野球をすると堕落する」
といった人は誰だったでしょうか?
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
ヒット商品は反対や批判から生まれる
~常識をくつがえすパッケージ~
で、いってみよーー!
大谷翔平選手に
「二刀流はやめなさい」
といったのは
野球評論家の張本勲さん(2015年)
野球そのものに
「野球をすると堕落する」
といったのは
元・5000円札の新渡戸稲造さん!
新渡戸さんに至っては
“盗塁”のことを
「ベースを盗もうだなんて泥棒の遊びだ!
野球はあさましい!」
とも罵倒していたそうで
今のWBCの盛り上がりを見たら
びっくりされるでしょうね(笑)
ここでボクが言いたいのは
「張本さんも新渡戸さんも
先見性がないなー」
ってことではありません。
時代を先どる考え方や
新しい手法などには
必ず反対や批判が起こるということです。
当時は張本さんや新渡戸さんに
賛成する人が多かったわけですから。
パッケージデザインを
決定するときもそうです。
新しい手法や考え方には
批判も起こります。
ふじやさんで
大学芋のパッケージリニューアルを
依頼された時のお話です。
商品の特徴としては
本当に無添加で
おいしい大学芋なんです。
だから、“無添加”推しで
パッケージデザインを
しようとしたのですが
確認してみると
「無添加」とパッケージに書くのは
法律的に非常にハードルが高い(汗)
なので、こんなパッケージにしました!
全日本 ホクホク党 大学いも
通常の食品パッケージと
まったく違うところがあります。
それは“一括表示”を
パッケージ前面に
大きくデザインしてあるところです!
このことで最大の特徴である
「無添加」が強烈に伝わって
売上10倍になりました!
でも、このパッケージリニューアル!
実は勇気のいることなんです。
反対や批判もありました。
「従来のパッケージと全然ちがう」
「一括表示は、パッケージ裏面にひっそり書くもんでしょう?」
しかし、ふじやさんは
このパッケージを採用!
販売開始してくれたんですよね。
あなたが一歩、
踏み出そうとしたとき
そこに「反対や批判」が生まれたら
それは大いなる成功への
小さな兆候なのかもしれませんよ!
本日のお話は
ヒット商品は反対や批判から生まれる
~常識をくつがえすパッケージ~
でございました。
あなたの今日一日が
成功への兆候を感じる
一日でありますように。
パケマツから
2冊の書籍が誕生しております。
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。