【JAS法、景品表示法などの壁をぶち破れ!意味をはっきりさせない!語尾を言い切らない!】
【JAS法、景品表示法などの壁をぶち破れ!意味をはっきりさせない!語尾を言い切らない!】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
誤認表記を防ぐために、いろいろな法律があります。
JAS法とか、景品表示法とか。
要するに
「肩こりに効く!」
「これを飲んだら痩せる!」
こんなふうにハッキリした文字を書く事は許されないのです!
この法律を交わすために、2つの手段があります。
①トクホ(特定保健用食品)を取る
これを取ると、ハッキリ言い切ることができます。
でも、だいたい4億円かかるそうです。
中小企業には難しいですね。
中小企業に向くのは2つ目です!
②意味をハッキリさせない!
要は、語尾を言い切らなければいいのです!
例えばこちら!
「目の疲れ、肩こり、腰の痛みに」
・・・・効く、、、とは書いてないんです。
あくまで「目の疲れ、肩こり、腰の痛みに」
までしか書いてないんです。
「効く」まで語尾をしっかり言い切ると法律違反です。
でも、こうすることで、法律の壁を擦りぬけることができます。
※
今回の事例を意識して、パッケージを見ていると面白いですよ!
なんと、適当な文章が多いことか!
「おお、本当に言い切ってないなぁ」という気づきがあります(笑)
なお、やりすぎるとやっぱりダメなので、ご注意くださいね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。