セブン‐イレブンのキャッチコピーの変遷 ~パッケージの利便性と社会性~
人は
「利便性」より
「社会性」を大切にする。
セブン‐イレブンさんだって
そのように言っております。
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
セブン‐イレブンのキャッチコピーの変遷
~パッケージの利便性と社会性~
で、いってみよーー!
1980年代
セブン‐イレブンのキャッチコピーは
「あいてて よかった」
でした。
このころはまだ
24時間営業が少なかったんですよね。
2009年からは
「近くて便利」
でした。
国内10000店舗を突破し
どこにでもありましたから!
※このころ、徳島には
まだセブン‐イレブンはなかった(笑)
(2013年に初出店だった)
いずれも「利便性」を
謳っているキャッチコピーですね。
そして、2023年!
セブン‐イレブンは
50周年を機に
新たなキャッチコピーを発表!
それが
今までの
「利便性」重視とは対極に
「社会性」を謳ってます。
これは消費者の
価値観の変化を反映していますね。
単に
「使いやすい」
「便利」
「安い」ではなく
「楽しい」
「環境に優しい」
「誰かに貢献している」などを
重視するようになったということです。
パッケージの世界でも
「社会性」が大切です。
脱プラ、減プラは
わかりやすい話ですが
実は、パッケージを変えると
「生産性」を上げることができます。
例えばよくあるのが
無地のパッケージに
シールを貼ってる場合。
「シールを手で貼る」という
作業が発生して
生産性を落とします。
↑
とうふ屋うかわさんでも
シール貼りが原因で
残業が発生することもあった(汗)
↑
しかし、そのパッケージの
全面に印刷することによって
シール貼りがなくなり
残業が激減したんです。
確かに、印刷をすることで
フィルムの版代がかかったり
製造ロットが多くなったりもします。
しかし、生産性の観点で考えると
残業も減って、社員満足も上がります。
こんな風に、
パッケージにも「社会性」を
考えてみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。