パッケージの色の決め方 4パターン
「パッケージの色の決め方って
どうやったらいいのでしょうか?」
そんな質問を
先日、受けました。
じゃあ、今日はそのお話を。
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
パッケージの色の決め方 4パターン
で、いってみよーー!
パッケージの色の決め方は
大きく2パターンに分かれます。
1 アイコニックカラー(象徴的な色)
2 ブランドカラー
3 ??
4 ??
3と4が気になるとは思いますが
では、順番に解説しますね。
1 アイコニックカラー(象徴的な色)
中身の商品の色を
象徴する色にすることです。
チョコレートだったら
カカオの茶色のパッケージ!
これは中身とパッケージが
イメージ連動しやすくって
お客さまも理解がしやすいです。
2 ブランドカラー
これは商品の色というより
「企業ブランド」の色になります。
アイコニックカラーの考え方だと
コカ・コーラは
黒いパッケージにならないといけません。
でも、コカ・コーラの
ブランドカラーが赤なので
パッケージも赤ですよね。
・・・で、これが一般的な
2パターンの色の決め方ですが
実はまだ他にもあるんです。
3 商品群イメージカラー
ちょっとアイコニックカラーとも
似ているのですが
その「商品群」が既に持っている
イメージカラーってありますよね。
例えば、牛乳パッケージ!
牛乳と言えば、なんとなく
イメージカラーが青や白ですよね。
だから、多くの牛乳は
青や白が基調となったパッケージ!
これが黒くて金色文字のパッケージだと
消費者が「これは牛乳ではない」と
勘違いをしてしまうのです。
さらにもう1つ
4 競合他社考慮カラー
アイコニックカラーと
商品群イメージカラーばかりだと
本当にその色だけになります。
すると、牛乳だと
青と白のパッケージだけになって
売場でまったく目立たない(汗)
そんなことが起こるのです。
だから
「競合他社と違う色にしよう」
ということで
赤い牛乳のメグミルクが生まれたりします。
この色の選び方はリスクも存在します。
途中でもでてきた
「これは牛乳じゃない」
という勘違いを生むのです。
こういった4つの観点
1 アイコニックカラー(象徴的な色)
2 ブランドカラー
3 商品群イメージカラー
4 競合他社考慮カラー
を考えてみてくださいね。
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。