「物の豊かさ」より「心の豊かさ」 ～パッケージで価値変、実質的価格改定3選～
価格高騰が進んでますよね。
そんな中、判断に悩むと思います。
「値上げすべきか？」
「いや、値上げしたら
お客様が離れるかも？」
どう判断すればいいでしょうか？
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上１０倍！単価５倍！
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です！
本日のお話は
「物の豊かさ」より「心の豊かさ」
～パッケージで実質的価格改定方法3選～
で、いってみよーー！
こんな世の中なんで
値上げはするべきなんですよ。
きちんと、猶予期間を持って
「2023年11月1日からは
全商品価格改定させていただきます」
と告知をすれば
たいていの消費者は納得してくださいます。
「まだ2カ月間も頑張ってくれるのね」
と応援してくれる方もでるかも。
ここであまりオススメしないのは
「わからないように
中身の量を減らす」
と
「わからないように
商品の品質を下げる」
ということ。
この2つは、
分かるお客さまには
すぐにバレちゃいます！
でも、また頭をよぎる
「値上げでお客様が離れちゃう」
という不安。
それに関しては
こんなデータがあります。
日本人は
昭和54年（1979年）から
「物の豊かさ」より「心の豊かさ」
という指標が出ているのです。
ちゃんとあなたの商品が
お客様にとって
心の豊かさを与えているなら
価格以上の価値を感じているなら
値上げしても大丈夫ということです。
それでも不安なら
こんな方法もあります！
パッケージで価値を変えて
実質的に価格改定する！
3つ紹介させていただきますね。
1 入り数を変えて価値変
2 売り場所を変えて価値変
3 買う価値変
それでは、順番に
1 入り数を変えて価値変
例えば、
5本入り 1000円だったお菓子を
3本入り 660円にする。
1本あたりにすると
5本入りの時、200円だったのが
3本入りの時、220円になります。
消費者としても
「包装に手間がかかってるから
このくらいの差はしかたないよね」
と納得がいきやすいです。
「大入りは安い」の逆で
「小入りは高い」という認識があります。
2 売り場所を変えて価値変
スーパーで売っているものは
お土産物屋で売れないか？
お土産物屋で売っているものは
百貨店で売れないか？
売場を単価の高いところに
変えられないか考えてみるのです。
スーパーで1食あたり47円で販売していた
インスタントみそ汁があります。
それを2食入りにして
お土産物屋さんで販売しました！
もちろん、パッケージは
袋入りから、箱入りに変更です。
すると
2食入り270円になりました！
1食あたりの値段にすると
約3倍の135円で受け入れられたのですね！
ちなみに、パッケージ裏面は
ハガキになっており
日本全国にメッセージを添えて
郵送することができます。
3 買う価値変
もう、買う価値を
商品そのものじゃなくします。
例えば、ラーメンです。
こんなトラック型パッケージだったら
どんなでしょう？
ラーメン好きというよりは
車好きが買うようになりますね。
しかも、よりリアルな
トラックに変形したり
ミニトラックまでついている！
これは楽しいですね！
他のラーメンより
多少高くても、許されるでしょう。
こんな風に、
直接値上げじゃなくても
パッケージを使って
実質的価格改定してはいかがでしょうか？
＜セミナーのお知らせ＞
●2023年9月15日(金)
10:30～12:30
＜オンライン＞
東京と 女性・若者・シニア創業サポート事業
初心者向け・夢をかなえる創業セミナー
合計5回あるセミナーの
第3回目にボクが登壇させていただきます。
競争するな！共創せよ！
～安売りよ、さらば～
「第3回だけ、受講したいんですけど」
ということも可能だそうです。
備考欄に書いおいてくださいね。
https://woman-hub.jp/learning/20230901_1st/
●2023年10月20日(金)
16:00～17:30
売れる商品づくり パッケージマーケティングセミナー＠銀座
こちらはリアルセミナーです。
前回の6月が大好評だったので
再び、銀座でお話します。
ぜひぜひ、ご参加くださいませ。
お申し込み
https://forms.gle/jxRdAtMWxngumEgo7
オンライン上で、
銀座で、
あなたにお会いできることを
楽しみにしております。
パケマツから
2冊の書籍が誕生しております。
売上がグングン伸びる パッケージ戦略
https://amzn.to/43deUqh
売れるパッケージ5つの法則と70の事例
https://amzn.to/3DhhMrP
パッケージ相談は
こちらまでお気軽に
よろしくお願いいたします。
↑
こちらのバナーをクリックすると
ボクとZoom予約がとれます。
お問い合わせフォーム
https://www.p-matsuura.co.jp/company#formArea
パケマツの採用事例はこちら
https://www.p-matsuura.co.jp/result
パケマツの理念動画はこちら
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級＆1級＆ミドルトレーナー。
