パッケージデザインの極意 ~得るは捨つるにあり~
あれも、これも、
どれも、それも、
何もかにも欲しがってちゃ
身がもたないね~
人生には取捨選択が必要です。
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
パッケージデザインの極意
~得るは捨つるにあり~
で、いってみよーー!
昨日のブログで
言うこと聞かないデザイナーのプロフェッショナル 仕事の流儀
を書いたんですが
なぜ、桑原さんが
「言うこと聞かないデザイナー」を
目指すことになったのか?
今回、明らかになりました。
まず、デザインをする上で
大きく2つの選択肢があります。
・お客様の言うことを聞く
・お客様の言うことを聞かない
その先の結果も2パターン。
・喜んでもらえる
・喜んでもらえない
合計、4つのルートがある訳です。
1 言うことを聞いて、喜んでもらえる
2 言うことを聞いて、喜んでもらえない
3 言うことを聞かずに、喜んでもらえる
4 言うことを聞かずに、喜んでもらえない
実際のお客様の反応としては
1~4の、どのパターンもあります。
ただ、桑原さんは
1、2、4は捨てて
3で生きていくと決めたんです。
それはなぜか?
一番、喜んでもらえそうな
スタンダードな流儀としては
1 言うことを聞いて、喜んでもらえる
がよさそうな気がしますよね?
ところが
パッケージデザインの世界において
1 言うことを聞いて、喜んでもらえる
が一番、可能性が低いのです。
「ネーミングは大きく、
青色基調で
このキャラクターを使って
キャッチコピーはこれで、この位置に」
というような、
細かい指示をしてくださる
クライアントもいらっしゃいます。
しかし、そのようなクライアントほど
言ったとおりに仕上げると
「うーん、なんか違う」
さらには
「あなたは、言ったとおりにしかしませんね」
とクレームをつけてくることがあります。
そんな時に、デザイナーは
「言ったとおりにしたのに
なんで怒られるん?」
と心が折れてしまうのです。
なので、まず
1 言うことを聞いて、喜んでもらえる
2 言うことを聞いて、喜んでもらえない
は捨てました。
残りは
3 言うことを聞かずに、喜んでもらえる
4 言うことを聞かずに、喜んでもらえない
になるのですが
まあ、正直に言うと
4の反応の時もあります。
でも、3のデザインを出して
「えーーー!
こんなのは思いついてなかった」
「すごいねー、これは
プロじゃないとできないわ」
という反応が多いです!
この反応が見たくて
パッケージデザイナーをやってるんですね。
これが
パッケージデザインの極意につながっています。
あなたのお仕事も
どのようなパターンがあるか?
どのパターンが、本当に幸せか?
考え直してみてはいかがですか?
この質問をしてくれた
神山まるごと高専の
市川和(やまと)さん!
ありがとうございました。
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。