「誰にでも売る」は大手の戦略 「ターゲットの売る」は中小の戦略
「スシロー40周年」
って、テレビCMでよく言うけど
40年前と言えば、ボクは9歳。
スシローどころか
回転すしもなかったけど?
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
「誰にでも売る」は大手の戦略
「ターゲットの売る」は中小の戦略
で、いってみよーー!
調べてみると、
スシローの創業は
1984年6月。
大阪阿倍野にあった
「鯛すし」から
スタートしているとのこと。
40年前から
スシローというワケじゃなかったのか。
納得しました。
ちなみに、
スシローのメニューと言えば
色とりどりですよね。
寿司はもちろん。
うどんや、ラーメン。
唐揚げや、フライドポテト。
およそ、すし屋とは
思えないメニューもあります。
これは
「誰にでも売る」という
大手の戦略だからです。
寿司屋として、男性に来てもらう。
次に、女性にも来てもらうようにする。
次に、家族にも喜んでもらうようにする。
すると、子供にも喜んでもらうメニューを。
と、徐々にターゲットを広げると
このようなメニュー展開に
なっていくんですね。
ただ、これは
大手が大資本を投入するから
できることであって
中小企業は
真似するべきではありません。
中小企業は逆に
ターゲットを絞っていかないと!
↑
日髙食品工業の煮豆佃煮こんぶ
ビフォーパッケージ
「誰にでも買ってほしい!」
という思いから
こんなキャッチコピーが
パッケージの添えられています。
「どなたにでも手軽に
すぐたける
北海道日高産昆布使用」
しかし、この思いが
あまり伝わりませんでした。
想いが分散しちゃうんですよね。
なので、パッケージリニューアルで
こうなりました!
昆布屋さんのイチ推し昆布
ズバリ、ターゲットは
「出汁を買ったことない主婦」
です。
そんな人は
自分では出汁昆布を選べない(汗)
だから
昆布屋さんのイチ推しと推薦してあげます。
他にもパッケージの
表裏には
いろいろなレシピを掲載。
こうすることで
「あぁ、この昆布は
こんな風に使うのね」
とイメージしやすくなります。
こうやって、ターゲットを絞った
パッケージリニューアルで
年間約2万袋!
想定より売れているということで
喜んでいただきました!
中小零細企業は
大手企業とは戦わない
「ターゲットを絞る」戦略がいいですねー。
<セミナー案内>
財務×人事でビジョン実現 尾崎大と
パッケージマーケッター 松浦陽司のコラボ
あらゆる原価が高騰する苦しい時代で
勝ち残るのはコレしかなかったセミナー
申し込み
https://docs.google.com/forms/d/1bacXlXul4Mt6EzxYEfELvRy5Nmvz2qFKCJNYRDcVx58/edit
パケマツから
2冊の書籍が誕生しております。
売上がグングン伸びる パッケージ戦略
https://amzn.to/43deUqh
売れるパッケージ5つの法則と70の事例
https://amzn.to/3DhhMrP
パッケージ相談は
こちらまでお気軽に
よろしくお願いいたします。
↑
こちらのバナーをクリックすると
ボクとZoom予約がとれます。
お問い合わせフォーム
https://www.p-matsuura.co.jp/company#formArea
パケマツの採用事例はこちら
https://www.p-matsuura.co.jp/result
パケマツの理念動画はこちら
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。