クライアントの言葉を疑え ~パッケージ依頼の注意点~
「こんなデザインにしたいんですよ」
「なるほど、じゃ、その通りにしました」
「いや、こんなんじゃないんですよ」
「なんでですのん?」
こんな不毛な会話は
終わりにしたいですね。
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
クライアントの言葉を疑え
~パッケージ依頼の注意点~
で、いってみよーー!
パッケージの依頼を受ける時に
いろいろと注意していることがあります。
それは
「クライアントの言葉を
そのまま信じない」
ということです。
クライアントは
パッケージデザインの
プロではけっしてありません。
いや、「素人」なので
なにか正解のパッケージデザインなのか
知らないのです。
でも、いろいろと
意見は言ってくれます。
以前にあった
クライアントとボクの会話。
「柚子15個入りの箱の
デザインを作成してください」
「はい、ちなみに
どちらで販売されるのですか?」
「道の駅ですね」
「え?じゃあ、15個も
買う人はいないですよ。
2~3個入りの手提げ袋にしませんか?」
「あ、言われて見れて
その通りですね。
そうしましょう」
という具合です。
たぶん、パケマツがそのまま
15個入りの箱を製作していたら
悲劇が起こったことでしょう。
日本農産の齋藤瑛社長から
「れんこん350~400g入り袋を
デザインして欲しい」
という依頼をいただいたこともあります。
その時は
「なんで350~400gなんですか?」
と聞くと
「今、使っている
既製品の無地袋に入れると
ちょうど、350~400gになるんですよ」
ということで
提案させてもらったのが
約250g入りパッケージにすること!
実は松浦家で使ってみたら
400gだと、食べきれなかったんですよね。
「せっかくなんで、
250g入りにしませんか?
食べきりサイズで、消費者も喜んで
きっと、よく売れますよ」
狙いは的中して
関西方面のよく売れる商品になりました。
クライアントの言うことを
そのまま聞くのではなく
その「言うこと」の向こうに
何があるのかを
汲み取る必要がありますね。
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。