日置食品さんの油揚げ3シリーズ パッケージリニューアルでブランドの統一化
商品パッケージを作るときに
パッケージでシリーズ品として統一感を持たせることが大切。
そうすることで、企業全体のブランド力もアップします!
でも、中小企業でよくあるのが
「うすあげパッケージは古い付き合いのA社に」
「手あげパッケージは最近、仲のいいB社に」
「がんもパッケージは自分でやるか!」
という現象。
結果、
パッケージの方向性がバラバラになって
ブランド感もバラバラになってしまう(汗)
そんな時は、パッケージリニューアルごとに
徐々に修正してきましょう。
日置食品さんに
3種類の油揚げシリーズがありました。
うすあげ、手あげ、がんものパッケージ!
ぱっと見た感じ
「同じ会社の商品なのかな?」
というのがちょっとあやふやですよね。
・・・ということで
パッケージリニューアル!
こんな風になりました。
うすあげ
四角揚げ(もとは手あげ)
がんも
どうでしょう!
これで統一感ができて
「あ、同じ会社の商品だ」
ということが分かります。
それぞれの商品に
しっかりと「日置食品」のロゴを
目立つようにパッケージ上部に
飛び出させるように配置!
そして、日置食品の
イチオシのこだわりである
「奥田原 荒神の名水」
を使用したことをアピール!
これにより
日置食品の油揚げシリーズであることが
より、伝わるようになりました。
並べてみると、どうでしょう?
いい感じになったと思いませんか?
こんな感じで
パッケージによるブランドの統一!
日置食品さんは実は
以前にも豆腐パッケージで
ブランド統一化を図りました!
豆腐ももちろん
「奥田原 荒神の名水」使用!
そして
「国産大豆しか使わない」
という潔さを
しっかりとパッケージでアピール!
こちらのパッケージリニューアルによる
ブランドの統一化で
売上が3倍になったとのこと!
パッケージリニューアルで
お役に立ててうれしいです!
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ぜひぜひ、お取り寄せ
してみてくださいね!
日置食品のオンラインショップ
https://hiokitofu.base.shop
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。