【最中を売らない最中屋さん?都電もなか(菓匠明美)が売っているものはなんだろう?】
【最中を売らない最中屋さん?都電もなか(菓匠明美)が売っているものはなんだろう?】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
こちら、以前に紹介したことがある
菓匠明美の「都電もなか」です。
東京唯一の路面電車 都電荒川線!
その車両を模したパッケージです!
一台一台がリアルに再現されていますね。
これだけで買いたくなっちゃいます!
この商品に入っている「栞」が笑わせてくれます。
栞にはこんな言葉が書いてあります。
「東京に一つだけ残った
チンチン電車の通る街
梶原に生まれた都電もなかは
かわいいパッケージに
なつかしい想い出ばなし
がはずみます。」
どうです!素晴らしい!
どこにも「美味しい」とも「原材料にこだわり」とも書いてない!
売っている価値は
「かわいいパッケージに懐かしい想い出ばなしがはずむ」ってことです!
パッケージ一つで、売れる理由ができる。
素晴らしいパッケージマーケティング事例です!
ちなみに、もっと面白い秘密が隠されていますので、
その内容はこちらから。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11309540914.html
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。