【パッケージを着替えると価格が変わる。お歳暮に胸を張って持っていけるパッケージとは?コエドCOEDOビール瑠璃の場合】
【パッケージを着替えると価格が変わる。お歳暮に胸を張って持っていけるパッケージとは?コエドCOEDOビール瑠璃の場合】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
ちょっとアナタに質問です。
こちらのコエドビール瑠璃は中身は一緒ですが、缶とビンの両方で販売されています。
缶パッケージと、ビンパッケージでは、どっちが何円高く見えますか?
直感でいいので考えてみてくださいね。
・・・さて、何円の差でしたか?
おそらく、多くの方が
「ビンの方が高く見えるな~」と感じたことでしょう。
それは正常な感覚で、
とある調査ではビンが缶に比べて41円高く感じるという評価が出たそうです。
では実際にはどうかというと、こちら!
ビン 333ml 267円(税別)
缶 350ml 267円(税別)
うぅ~ん、確かにビンがちょっと少ないので、割高ではあるんですが、価格は全く同じです。
ビンが41円も高いということはないですね。
ほんのわずかな差です。
このようにパッケージを変えることで、感じる価格が変わることがあるのです。
人にお中元やお歳暮を渡すとき、できるだけ高く見えた方がいいですよね(笑)
そんな時は、ビールの場合は缶よりビンを(爆)
パッケージを着替えた商品がおすすめです。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。