お客様は「えこひいき」しなさい! ~大切なことは?~
先日紹介した「えこひいき」のお話の続きです。
講師はサカクリーニングの坂社長です!
「えこひいき」という言葉に、少し良くない感じを受ける人も多いでしょう。
ここで本当に言いたいのは、決して売上が少ないお客様を捨てるということではありません。
できれば他社との差別化のために「全てのお客様に差別なく平等に、最高を超えたサービスしよう」としたいです。
しかし、全てのお客様に細工尾を超えたサービスをしようとすると、経費がかかりすぎ、できないサービスがうまれるのです。
でも、とびぬけて利益を享受してくださっているお客様には「感謝」の意を示さねばなりません。
だって、そのお客様は、当社にとって本当に大切なお客様なのです。
大切なことは、大切な人を、大切にすることです。
ところが、私達は、大切な人をほったらかしにして、そうでない人に時間や経費をさいています。
年間1000万円注文くれる会社を「あぁ、ほおっておいても注文をくれる顧客」としておざなりにします。
年間1万円のお客様で、やれ、「週5回来い」、やれ、「相見積もりを5社から取るからな」、やれ、「(とるに足らない不満なことを)お前のところはそんなんか?」というようなクレーマーに、貴重な営業時間の大半を取られていませんか?
(この文章は誤解も生じると思うので、その点はすみません)
大切なことは、大切な人(会社)を、大切にすることなんです。
自社をよくしてくれているお客様に、もっと尽くさないといけません。
そういったことを、坂社長は伝えてくれました。
営業に特化して、また後日、書きたいと思います。
有り難うございます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。