中村文昭さん【17】 人は言いわけの達人
人は言いわけの達人
私の講演を聞くと、大半の人は「ありがとうございます。返事は0.2秒で頑張ります」と言ってくれます。
しかし、早い人は5秒で、「でもなぁ~」と言います。
「でもなぁ、中村さんは特別やからできたんや」
「でもなぁ、俺の会社はまた訳が違うわ」
あなたはそんな「デモデモ星人」で良いんですか?
例えば、会議で決まったことはすぐに、今日、実行に移せばいいんです。
それを、終わった後で、「お前、どう思う?」「でも、あれ、部長の押しつけだよな」「でも、ライバルが強いからな」「でも、景気が悪いからな」なんて言いわけしてませんか?」
そんな、マイナススパイラルの「デモデモ会議」をしていたら、自分も成長しませんし、お客様も喜びませんし、会社も利益があがりません。
「ハイ」と0.2秒で返事をしたら、0.5秒で行動に移せばいいんです。予測を超えた仕事をすればいいのです。
お客様が「おお!早いね!」と喜んでくれます。
会社が「成果を出してくれて有り難う」と喜んでくれます。
自分が「成長を実感できて、喜んでくれる人が居て、嬉しい!」と感じます。
あなたは、どっちの人生がいいですか?
カテゴリー | パッケージ松浦ネタ
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。