【市場が半分に縮小するときにとる3つの方法】~小林ゴールドエッグの戦わない経営~
<パケマツに小林ゴールドエッグの小林真作さんがやってきた!>
2019年9月20日(金)
パケマツ内定者研修with芸能人っ!
このところ、
「マツコの知らない世界」
「梅沢富美男のズバッと聞きます!」
「林先生の初耳学」
など。
全国テレビ放送に出まくっている
小林ゴールドエッグの小林真作さんが
パケマツにゲスト講師に来てくれましたー!
なんと、光栄な!
<戦わない経営~小林ゴールドエッグの取り組み~>
というテーマで小林社長にはお話しいただきました。
内定者の原田有理さんも真剣に聞いております。
小林さんはこんな言葉を紹介してくれました。
<今や発明できるものは、全て発明されてしまいました。特許庁は廃止すべきです。>
と、言っている人がいたそうです。
一体、どこの誰なんだろう?
なんと、1899年!
当時のアメリカ特許庁長官が大統領に向けての公式書簡だったそうです。
何を言っているんでしょうかね?
ライト兄弟が1903年に飛行機を飛ばす、まだ前からこの言葉がでる。
そのくらい、意識をしていないと、
人間って「もうこれで十分」って成長をやめちゃうんですね。
「アイディアは尽きることない」
今の日本も1日に800件以上の特許申請がでているんだって。
<サッカーグラウンドが半分の面積になる?>
人口減や競争過多などで、
市場は変わらないのに、お客さんが半分になる状況が生まれています。
これを小林さんんは
「サッカーグラウンド半分の面積で22名が戦う時代」と言います。
そこで小林さんは考えた
<徳島の市場が半分になることが分かっているならどうするか?>
1 会社の売上を半分にする
2 売り上げを倍にする
3 付加価値を倍にする
でも
1 会社の売上を半分にする
→社員さんを半分辞めさせないといけない。アカン。
2 売り上げを倍にする
→そんなん、簡単にできるわけない。社員も倍にしたら意味ないし。
3 付加価値を倍にする
→そうだ!小林ゴールドエッグはこれでいこう!
と考えたそうです。
その後、専用卵の開発、
飲食店が儲かる料理メニューの開発など、
どんどんと付加価値を付けていったとのことなんですねー。
<質疑応答>
原田有理さんが質問しました。
「私、たまごがすごく好きなんですけど、1日に何個も食べていいのでしょうか?」
ずばり、小林さんが答えました。
「たまごは1日1個までは、昔の学説で間違ってます。
うさぎに卵を与えて調査したのですが、
そもそも草食動物に卵を与える調査自体が間違っていたのです。
たまごは1日何個食べても大丈夫!
ボクは1日10個は食べてます(笑)」
丁寧に答えて頂いて、ありがとうございます!
内定者研修がめっちゃ盛り上がりました!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。