【学んだことの定着率を上げるには?】~社長は語るな(笑)~
15分学んだけど、15分ぶんは学べていない。
そんなことって多いですよね。
15分学んだら、15分ぶん学ぶにはどうしたらいいんだろう?
パケマツ新春勉強会ではパケマツメンバーと内定者の原田有理さんと一緒に
全員でこちらの動画を見ました!
サラタメさん【サラリーマンYouTuber】
【15分で解説】これからの会社員の教科書 |田端信太郎から、我々は何を盗むべきか
基本的には新入社員向けのメッセージです。
簡単に説明すると
1)ゴールと制約条件
この仕事は何を持ってゴールなのか、そこに至るまでの制約条件(納期、予算、協力してくれる人)などを確認しておく。
2)ファクト(事実)とオピニオン(意見)
この2つを明確に分けて話す。
3)おっさんはメンツが8割
特に35歳以上の男性はメンツを大切にしている。
というようなことなので、新入社員向けに作られています。
<逆の視点で見てみよう>
ただ、受け入れ側として見ていると、そういう訳にはいきません。
「あぁ、指示するときにはきっちりと“本日の14時までに完成”とか制約条件入れて言わないとな」
「“これをやったら成功するんだ!俺の言うとおりにしろ”なんて、意見だけで言っちゃダメだな」
「メンツを潰されても怒ってはいけないな」
など、感じるものです。
そして、ディスカッション!
なぜ、ディスカッションをするのかというと、
その方が学習の定着力が上がるから!
<ラーニングピラミッド>
というものがあり、
要するに、このピラミッド。
これを見ると、
「ただ、話を聞くだけよりも、話し合う(ディスカッション)した方が定着効果が高いことが分かる。
Lecture(講義)…5%
Reading(読書)…10%
Audiovisual(視聴覚)…20%
Demonstration(実演説明)…30%
Discussion Group(議論し合うグループ)…50%
Practice Doing(練習)…75%
Teaching Others(他者に教える)…90%
いや、それどころか、
講義が5%ってことに愕然としませんか?
社長や先生が一生懸命話しても、5%しか伝わらない。
それよりも自習させて読書した方が、10%定着する。
え?
視聴覚が20%ってことは、動画が含まれます。
つまり、社長や先生が喋るより、
YouTube見せた方が上ってこと(汗)
だから、パケマツではYouTubeを活用してます。
社長が喋るより、伝わる訳ですから(笑)
この日も実り多い学びの日となりました。
あとは共に実践していきましょう!
それが練習すること、70%にする方法ですね!
ちなみに、その時に収録したパケTubeがこちら。
よかったら、原田有理さんを見てみてね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。