【進化を加速するマネジメントサイクルは「〇〇〇〇PDCA」だっ!】
進化を加速するマネジメントサイクルを回すには?
「PDCAサイクル」では遅すぎる??
じゃあ、どうしたらいいんだろう?
それは「PDPDPDCA」だ!
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
実はパケマツの31期方針を
「PDPDPDCA」に決めたのですが、
一体、なんのこっちゃわかりませんよね。
「いやいや、ちゃんとPDCA回さないと成長せんちゃん」
って言われちゃいそうですけど、
この方針にした理由を聞いてくださいね。
<PDPDPDCAを方針にした3つの理由>
1)PDで終わるものがあってもいい
2)まずPDしてみることが大切
3)いいもの、応用できるものはPDCA
それでは順番に。
1)PDで終わるものがあってもいい
まず「P」の計画がそんなに緻密でなくていいと思ってます。
思い付きのアイディア、
ふと頭に思い浮かんだ企画」ってありますよね。
単純なのは
「あ、ごみが落ちてる。」と、計画Pが浮かぶ。
「拾ってゴミ箱へ」が、行動Dです。
会社でも「倉庫を片付けよう」と計画Pしたら、
その日のうちに片付ける行動Dで終わりますね。
CAサイクルを回す必要がない場合もあるのです。
2)まずPDしてみることが大切
仕事面ではよくある
「あれ?この商品、あのお客さんにいいんじゃない?」
と計画Pが浮かんだとします。
その時に緻密に計画を立てます。
「それじゃ、この商品のいいところ、悪いところを社内でブレーンストーミングしてみよう。そして、わかりやすい提案資料を作ろう。そうそう、16ページでいいかな。このデザインは社外デザイナーの田中氏に依頼して。さらに、解説の動画ムービーを作ろう。営業トークのトレーニングもして。この講師はコンサルの佐藤氏にお願いしよう。万全を期するためには、もっと。。。」
なんて計画Pしてたら、いつまで経っても行動Dに移れません。
それよりも
「まず、どうですかね?この商品?」って、お客様に見てもらう行動Dをするのです。
すると
「ああ、その商品、うちの業界では法律的にNGだね」
って、壁がすぐにわかったりするもんなんです。
「あ、そうなんですね」となったら、辞めたらいい。
さっきみたいに計画Pを綿密に立ててたら、、、無駄な時間を過ごしたことになります。
3)いいもの、応用できるものはPDCA
さっきの提案が
「なんだって、その商品めっちゃいいじゃん。うちの業界に激震走るんじゃない?」ってなったら、
業界向けに、綿密な計画Pを立てたらいいんですね。
そして、違う会社にも提案、ちょっと変更して、異業種への提案。
そういったことをしていったらいいんですよね。
これが、PDPDPDCA!
ちょっと違った切り口の動画開設はこちら。
なんせ、
まず、行動してみる。
ダメだったら、止めたらいい。
まずかったら、ちょっと変えてみる。
よかったら、続けていけばいい。
こんな感じですねー。
あなたのヒントになれば幸いです。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。