不況になるとブランド品が売れる?
9月1日~2日は東京で、日創研が主催する「企業の永続と経営破綻」というセミナーを受講していました。
写真は講師の田舞徳太郎氏です。
(遠い写真で申し訳ない)
突然ですが、質問ですo(^-^)o
Q.景気が下がり、消費マインドが下がると、上がるものがあります。
それはなんでしょう??
私は8月31日~9月2日まで東京にいました。
銀座とか青山は凄いですね。
不況なにの、ブランド店舗が立ち並んでいます。
しかも、商品はバンバン売れています。
これはどういった現象なのでしょうね(^^*)?
さて。先ほどの質問の答えです。
A.消費者の目線(ものを買うときの判断基準)が上がる。
簡単に安物買いをしなくなる消費者。
吟味に吟味を重ねて、商品を買うようになる。
だから、より「価値」の高いものを買うようになります。
8月31日のブログにも書きましたが、今は「価格より価値」です。
人はよりしっかりとした価値を得たい。
だから単に安いという理由では商品は買わない。
「価格」では商品を買わないのです。
だから高くても「価値」のある商品を買います。
誰がみても絶対的な価値のある「ブランド品」ならなおさらです。
このようなことを田舞徳太郎氏に学ばせていただきました。
パッケージ松浦もいかにして、企業の「価値」を上げていくのか?
真剣に考えていかないと、破綻してしまいます。
価値=ベネフィット(お客さんに与える便益)/価格
より、お役様に価値を与えられるようにがんばっていきます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。