<スパイスカレー屋「バビルの塔」に学ぶ「お客さんも喜び」そして「お店も喜ぶ」シナリオづくり>
2016年3月29日(火)に行った大阪のスパイスカレー屋さん「バビルの塔」の取り組みが面白かった!
すっごい人気店らしく、12時前に行きましたが人が並んでましたね。
メニューはいたってシンプル。
肉カレー850円。
(ガッツリ肉食派の方にはおすすめなう)
豆カレー750円。
(動物性の食材を一切使用しないヘルシーなカリーです。)
そしてその2つが半々の「あいがけカレー」900円。
ほとんどの人は「あいがけ」を頼んでましたね。
「両方食べれて得したね!」とにっこにこ!
もちろん、私も「あいがけカレー」
だって、やっぱり両方食べたいじゃないですか!
でも、冷静になって考えてみると。。。
肉カレー850円と豆カレー750円が半々なら800円なんじゃ(笑)?!
(まあ、もちろん手間代の分、800円少々なんでしょうけど)
これって結構、素晴らしいシナリオだと思うんです。
お客さんは2種類食べれて嬉しい!
自店舗は客単価や利益率があがって嬉しい!
両方ともハッピーになれますよね。
ちなみに、なぜこのお店に行ったかというと、
知り合いの人が勧めてくれたから!
広告の信頼性の話。
「企業の広告を信頼する」は14%。
「友達からの情報を信頼する」は78%。
やっぱり知り合いからの情報が一番ですよね!
阪田さん、太田さん、ありがとうございました。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。