え?徳島県って、そんなに赤字企業が多いの?
9月12日に、私の所属する盛和塾徳島にてキックオフ委員会といわれる勉強会が行われました。
京セラの名誉会長・稲盛和夫さんのDVDを観ての勉強会+討論会です。
写真は昨日、一緒に勉強した長浜さんと浜田さん。
内容
●全員参画で経営する
トップダウンで命令してしまうと、「上司に言われたから」と、消極的に、無目的に仕事してしまう。
全員参画で経営をすると、「私に期待を」と、積極的に、意識を持って仕事してくれる。
経営者と社員さんとが同じくらいのレベルで経営をすると強い。
●ベクトルをあわせる
仕事に対する考え方をあわせることが、何よりも優先される。
「説明している暇があったら仕事させた方が得でしょう」という人もいるが、それは違う。
仕事を止めてても、考え方をあわせるのです。
もし、何度も何度も説明しても分かってくれない場合、それ以上、一緒に仕事をするのはお互いに不幸。
●独創性を重んずる
創業時の京セラは、できないような注文でも「やれる」と言って、嘘の受注してきた。
嘘の受注をしてからが勝負!
それを何とか創意工夫で、納期までに間に合わせることで、嘘を本当に変えてしまった。
社内からは「設備もないのに、資本もないのに、材料もないのに…」と言われたが、
「窮すれば通ずる」
全て揃っているから、独創性が生まれるのではない。
何もないところから創意工夫するから、独創性が生まれるのだ!
私がさらに印象的であったのが、最後の阿波製紙 の三木社長の講評。
写真の方です。
「徳島県は何と赤字企業が78%を超え、日本のワースト2です。
こうやって学び、そして実践することで、今度は黒字でトップレベルになりましょう」
全くその通り!
勉強しても、実践しないのであれば、まるで意味はない。
その間、仕事しているほうがマシですね。
一つ一つの会社が黒字で立派になりましょう!
パッケージ松浦も健全経営を心がけます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。