69才 日々、成長!
昨日は私が所属する日創研徳島経営研究会で、戦略委員会が行われました。
講師は香川県で包装資材業を行う、エスケイパックの松永隆社長さん!
現在、倒産可能性が高い業種
1位 建築・土木
2位 卸・小売
3位 飲食
この2位の卸・小売の会社でありながら、経常利益6%以上を誇る素晴らしい会社です。
実はパッケージ松浦とは同業なのですが、
2006年頃から色々と経営や手法について教えてくださいます。
本当に有り難く、いつも感謝しております(o^-‘)b
講演内容
●「ない」から学べる
人もいる、車両もある、倉庫も広い、…ここから人は何も学べない。
人がいないから、少人数で行う方法を考える。
車両がないから、違う配送方法を考える。
倉庫がないから、在庫を増やさない方法を考える。
「ある」状態からは何も考えない。
成長しない。
「ない」ところから「学べる」んだ。
「創意工夫」し、成長できるんだ。
●無駄をなくす前に、無駄に気づけ!
本気で仕事をしないと、無駄に気づくことすらできない。
本気でするから、無駄に気づき、そして改善し、お客様に感謝されるようになる。
やはり気づく人物になるために、人材育成が必要。
●「がんばる」と言う人ほど「がんばならい」
上司に「今月はどうだ?」と聞かれて、「頑張ります」と答える営業マン。
この営業マンは何も考えていない、言い訳を一杯持っている。
具体的に何が悪いのか、何をすれば売上が伸びるのか分かっていない。
気付いてすらいない。
だから、5W2Hにできていない。
売れない理由に気付き、具体的に行動しよう。
●御用聞き営業から提案営業へ
まずは御用聞き営業をしっかしこなすことは重要です。
しかし、御用聞きだけではお客さんからこういわれます。
「代わりはいっぱいいるよ」
そして、価格競争に巻き込まれるのです。
ここから「あんたでなかったら」と言われるような営業に進化しないといけない。
自社でないとできない仕組み、商品、サービスなどをつくる。
●尊敬される営業マンになれ!
結局、お客さんが信頼や尊敬していない営業マンは、
いずれお客様から捨てられるのです。
●尊敬される営業マンになるために
真にお客さんのお役に立つ提案をすることです。
それでは包装資材を「今すぐ、持って来い!」に対応するのは真にお役に立つことか?
それも大切ですが、うどんの出前とは違うんです。
真のお役に立つとは、「共に栄える」提案をすること。
これはエスケイパックの経営理念でもあります。
例えば、
①お客様に売れる提案をする。
陳列を変える、パッケージを変えるなどで、お客様の売上が上がる!
②在庫は財産
お客様の在庫は、お客様の財産。
これをきちんとお客さんが管理できるように指導育成や、受発注システムの変更をする。
結局、財産であるお客さまの在庫を、きちんと管理できる会社ほど伸びる。
PS
松永社長は69才、7月に2週間ほど体調を崩されて入院もしていたのですが、
それでも講演に駆けつけてくれ、いろいろなことを教えてくださいました。
松永社長は勉強は非常に大切だといいます。
事実、社員さんを研修に派遣したり、ご自身も学び続けています。
ここに、元気の原動力、エスケイパック躍進の原動力があるのでしょうね!
パッケージ松浦も頑張ります!(…と具体的でないかな?)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。
2 件のコメント
SECRET: 0
PASS:
ほんとこういった人生の大先輩から学ぶ事が成長に繋がりますよね!
お互い頑張りましょうね!
SECRET: 0
PASS:
渡邊社長!
木村勝男さんも67歳。
松永隆さんも69歳。
伊与田覚さんは93歳?
いくつになっても本当に学べますね!
私たちが負けるわけにはいけませんね!
共に頑張りましょう!