<マルブンらしい顧客価値づくりに挑戦する> ~マルブン眞鍋明氏の講演を聞いて~
2018年4月23日(月)のマルブンさん上半期勉強会のパート2!
<マルブンらしい顧客価値づくりに挑戦する>
マルブン 眞鍋明社長の講演でした!
まず顧客には4人がいるとお話。
<顧客価値4階層>
レベル1 基本的価値
満腹すればいい、栄養がとれればいい
レベル2 付加価値
おいしい、新鮮、作りたて、焼きたてなどを求める。
レベル3 情緒的価値
ここにいるだけで楽しい
なんだかスタッフが優しい
こころ豊かになれる気がする
素敵、わくわく
レベル4 観念的価値
お店自体がブランド
お客さんが顧客じゃなくってファン
共感しまくってるサポーター
こんな感じ。
ちょっと前まで、レベル1と2だけあれば十分でした。
つまり、美味しくて、満腹になれば。
でも、それはモノのお話。
今の時代は、レベル3と4。
これが21世紀基準。
美味しさだけじゃなくって、「ここにいると楽しい」「なんだか応援しちゃくなっちゃう」
サポーターであるお客さんが、そんな思いになっちゃうお店であること。
なるほどねー。
ボクもマルブンさんに通ってて思うことは「ボクってサポーターだなー」ってこと。
だって、黙って座ればウェルカムプレートがある!
なんだったら似顔絵がある!
ボクが前の日に飲んでいればウコンシャーベットがある!
こんなお店が他にありますか?!?!
そりゃ、ファンに、サポーターになるでしょう!
眞鍋社長は仕事のことを「お客様に喜んでもらうこと」だけで留まらず
「お客様に“ものすごく”喜んでもらうこと」と言われます。
それを社員さんがものの見事に実践しているのが凄すぎます!!
その人材育成の話について
「良質転化の法則」も言われます。
つまり「時間とお金と愛数をかけたものしか本当の強みにならない」ということ。
よく「守破離」と言われますが、人材育成をこのように捉えてます。
守 基本 DO 単なる作業 あんまり楽しくない
破 応用 WORK 仕事の改善 楽しい
離 独自性 PLAY 創造的な仕事 めちゃめちゃ楽しい
何が一番大事って、基本ですね。
基本って基本的に楽しくない、けど、基本を忘れてはいけない
ちゃんとその基本のDOをしっかり意義目的を見据えつつ
より応用する、独自性をだす世界に行かないと。
そうそう。
やっぱり「基本」ができてないのに、実践できないのに、次のステップに進めない。
そこを楽しめるくらいの度量がないとね。
そしてマルブン人事理念「自分らしさを発揮して、社会に貢献する」の紐解きもしてくれました。
「自分らしさ」
1 遺伝子により、つくられた自分
2 出会いによって、つくられた自分
3 こうなりたいと、自分でつくった自分
人間として生まれて、大切なのは3なんです。
顔の大きいのも変えられん。
口が悪いのも変えにくい。
でも「こうなりたい」は変えられるんです。
「ボクは目の前の人に喜ばれる人になりたい」
「常に限界にチャレンジする人間でありたい」
そう思っていたら、
そう行動していたら、
そういう人間像に近づけるのですから。
ボクは「パッケージを変え、世界を変えたい」と思った。
だから、パッケージのことを学び続け、情報発信し続けた。
そのおかげで今がある。
そんな風に思ってます。
「こうなりたい」ってめちゃめちゃ重要です!!
眞鍋社長にはいつも本当にいろいろなことを教えてもらってます。
経営のこと。
マーケティングのこと。
子育てのこと。
仕事のこと。
そして、お酒の飲み方のこと。
間違いなく、眞鍋社長の言うとおりです!
学びを実践に移して行きます!
ありがとうございます!!!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。